そろそろオートキャンプが流行ってもいいんじゃないか?

私はもともとオートキャンパーで、ゆるキャン△やヒロシの流れで若干ソロキャンプに憧れたりもしましたが、やっぱりオートキャンプのほうが楽しいと考えているタイプの人間です。

どうしても近年の流れではソロキャンプや複数人でキャンプをするとしてもソロキャンプの集合体のようなものが流行っているように感じるのですが、オートキャンプをどんどん推していきたいと思います。

そもそもなんでオートキャンプよりソロキャンプが流行ったのか?

オートキャンプよりソロキャンプが流行った理由は近年の個人主義の影響かなと思っています。

キャンプというのは動く人と動かない人がかなりきっぱり分かれるもので、動く人と動かない人の対立がキャンプが敬遠される理由の一つだと思います。

この点、ソロキャンプは一人ですので、この問題はからは切り離されます。

たしかに私もキャンプをしていると、結局テントを設営して食事を食べると言うだけなのに、価値観が違う人はたくさんいますので、キャンプに一回行くとこれからも一緒に行けるかどうかは明確にわかります。

なんとなくカップルが同棲することに似たようなところがあるんだと思います。

それが、結局キャンプの見えにくいハードルの高さになってしまっているのだろうと思います。

オートキャンプはいいぞ!

こんなことばっかり言っててもオートキャンプをしたいという人は増えませんので、これから頑張ります。

キャンプ自体の楽しみ方はオートキャンプのほうが広い

ソロキャンプでの遊びというのは、焚き火が中心的で、あとは料理を不自由ながら楽しむと行った感じになります。

しかしながら、オートキャンプだと、焚き火を楽しむこともできますし、不自由さを楽しむこともできますし、便利さを楽しむこともできます。

なんとなくソロキャンプは無骨で不自由な中で遊ぶというイメージがありますが、オートキャンプでも不自由さを楽しむことは全然可能です。

ソロキャンプだと焚き火は一人一つというイメージですが、オートキャンプでも私は集まる仲間によっては隣で競うように焚き火をすることもあります。私個人としては、焚き火は見ているのが好きなタイプですので、他の誰かが焚き火をするときは率先して自分が焚き火をしたいというタイプではないので、見ているだけで満足です。

このように焚き火をしない自由もあるのです(まあ、ソロキャンプにもありますが。)。

私がオートキャンプが楽しいと思う理由は、遊びの多様さだと思います。

テントを張るのが好きな人がいれば、料理が好きな人もいて、焚き火が好きな人もいるわけで、逆に、絶対しないわけじゃないけど、他のことを率先してやりたいわけではない人もいます。

このような懐の深さが、まさにオートキャンプの醍醐味ではないでしょうか。

料理の幅が広い

ソロキャンプはどうしても、一人で食べ切れる量の料理を作らなければなりませんので、例えば、ローストビーフを作るとか、ビア缶チキンを作るというのはそもそも現実的ではありません。

オートキャンプは参加者が多いので、大きい目の料理を一個作っても、他の料理も食べる余裕があります。

私は、キャンプでは料理担当になることが多いので、料理の幅が広いというのはまさにキャンプの楽しさが広がると感じます。

家族で楽しめる

ソロキャンプはどうしても夫婦で楽しむというのは難しいです。

私は、趣味は夫婦や家族で楽しんだ方がいろいろといいと思っていますので、キャンプも趣味にする以上は家族で楽しめたほうが良いに決まっています。

オートキャンプはまさに家族で楽しめる趣味です。

というのも、虫が嫌いといったキャンプにネガティブな印象を持っている方は性別を問わずいらっしゃいますが、オートキャンプならメッシュのスクリーンタープを使って中で蚊取り線香を炊いておけばほぼほぼ虫を避けることはできますので、家族で楽しめる確率は結構高いと思います。

営業のツールになる

仕事の話はちょっと嫌ですが、オートキャンプは参加のハードルが低いので、料理がうまくなったりすると、それ自体が営業のツールになります。

オートキャンプを楽しむためのコツ

オートキャンプを楽しむことが難しいのは人間関係だと思います。

私はオートキャンプに参加する人の間で決めておくといいことは2つあり、

  • 他人に指図するのはやめよう
  • 何もしないということはやめよう

ということです。

所詮趣味ですので、他人にあれやれこれやれと言われるのは尺に触ります。

だからといって、一人はいろいろやっているのに、他の人は全く何もしないというのでは、どれだけ心の広い人でもイライラしてしまいます。やることがわからない人は何をすればいいかを効くということ自体も私の基準だと何かしていることになりますので、それくらいであれば心遣いだけでできるでしょう。本当にわからない人は、まずテントやタープ設営をしている人の近くに行き「なにか手伝うことある?」と聞くと「そのポールを持っておいて」と高確率で言われますし、食事関係は「野菜を洗ってくるね」か「食器を洗ってくるね」でOKでしょう。

これだけ守っていれば、多くの人とオートキャンプを楽しむことができると思います。

 

あとはこだわりかもしれませんが、オートキャンプではどうしても中心的な人物と周りの人物に別れますが、中心的な人物になる人はうまい料理を作るということに全力を注ぐことをお願いしたいと思います。

キャンプやバーベキューではよく外ご飯は何を食べても美味しいと言われますが、そんなことはありません。まずいものはまずいのです。

私が経験した嫌なキャンプやバーベキューに題名をつけると、「外ご飯だからうまいだろパワハラ」と「うまい肉で焼き肉しているからうまいだろパワハラ」です。

どんなものかはこれだけから伝わると思いますが、「外ご飯だからうまいだろパワハラ」は本当に最悪です。これ系の話はよく効く話で、登山をしない人を山の上に連れて行って、コーヒーを入れて「うまいだろ!」というのと似たような話です。別にまずいとは言わないけど、そこまでして食べたい(飲みたい)と思うほどうまいわけではないというのが本音です。

「うまい肉で焼き肉しているからうまいだろパワハラ」はまだマシではあるのですが、今は美味しい焼肉屋さんがたくさんあるので、そっちで食べたほうがうまいに決まっているという当たり前のことを忘れてはなりません。「うまい焼肉屋より安いから・・・」といったことが言い訳にならないということもポイントです(パワハラしないんだったらいいんですけどね。)。

とにかく料理を作る側になるのであれば、とりあえずドヤるのはハードルを上げるだけなのでやめておき、バーベキューやキャンプでしかできないような料理、例えば、ローストビーフ、ベイビーバックリブ、ビア缶チキンなどを作ってみんなでシェアしたり、アクアパッツァやパエリアを作ったりといったことを目指すというのが良いでしょう。

皆様の協力でオートキャンプを盛り上げていきましょう

オートキャンプはともすればパワハラの場になってしまうのですが、パワハラをする側の人は本来キャンプをしたい側の人間だと思うので、うまく立ち回って、オートキャンプを盛り上げていきましょう。

私はとにかく自分が主催するキャンプはみんなに楽しんでもらうように頑張っております。

まだまだ至らないところがあるかもしれませんが、みんなで頑張っていきましょう。