ウェーバースモーキージョープレミアムを本気で検討してみた!

ウェーバーグリルの中で何を買うかというのは本当に悩みます。

僕は、最終的に、ウェーバースモーキージョープレミアムを購入したのですが、同様の悩みをされている方は多いと思いますので、そのように至った経緯と満足したかどうかについてご紹介します。

ウェーバーグリルの使い道

ウェーバーグリルを購入するとき、背の高いタイプと背の低いタイプがありますが、僕は、キャンプに持っていくことを想定していましたので、背の低いタイプを購入することは決まっておりました。

そして、用途は、夫婦二人で使用することがメインで、たまに友達も呼んで数人でキャンプをするというようなものでした。

背の低いタイプのウェーバーグリル

ウェーバーグリルの中で、背の低いタイプは

①ウェーバージャンボジョー

 

②ウェーバースモーキージョープレミアム

 

③ウェーバースモーキージョーシルバー

 

④ウェーバーゴーエニィウェアー

 

の4種類となります。

このうち、①ウェーバージャンボジョーは6~8人用ですので、僕は②~④の中から選ぼうと思いました。

そして、②と③のウェーバースモーキージョーと④のウェーバーゴーエニィウェアーは形が大きく異なります。

④ウェーバーゴーエニィウェアーの四角くて収納が容易という機能は非常にひかれる部分もあったのですが、「ウェーバーといえば」という形をしていないのが、ちょっと寂しいところです。

また、実際のところよくわかりませんが、ウェーバーを買う目的は火力調節をうまくすることができて、おいしく肉を焼くためなのですが、同じウェーバーとはいえ、これだけ形の異なるウェーバーゴーエニィウェアーでも同じように焼くことができるのかどうか若干の疑問がありました。

そのため、僕は②と③のウェーバースモーキージョーに狙いを定めました。

これらの違いは、まず空気口の場所にあります。

②ウェーバースモーキージョープレミアムは空気口が蓋部分と横についていますが③ウェーバースモーキージョーシルバーでは蓋部分と下についています。

普通に考えると、下から上に空気の通り道がある方が、火力調整がうまくいくように思います。

また、下にある空気口は、灰を落とすこともできますので、その意味でもメリットはあるといえます。

他方で、落とした灰は灰受け皿に落ちる構造となっていますが、特に覆いがあるわけではありませんので、風が吹けば飛ぶことになります。

キャンプ場やバーベキュー会場のような広いところだと、少々灰が飛んでも気になりませんが、家の庭でするという場合には気になるところかもしれません。

通常は、屋外で使用するので、ウェーバースモーキージョーシルバーの灰が飛ぶというデメリットはあまり大きな問題にはならないでしょうが、デメリットといえばデメリットです。

ですが、空気口の点についていえば、僕は、どちらかというとウェーバースモーキージョーシルバーの方が良いと感じました。

次の違いは蓋を固定することができるか否かです。

②ウェーバースモーキージョープレミアムは蓋を固定することができますので、持ち運びの際は蓋についているグリップを持てば運ぶことができます。

他方で、③ウェーバースモーキージョーシルバーは蓋を固定することができませんので、持ち運びの際は、蓋を持つことができず、下のどこかを持つことになります。

これらはいずれもキャンプなどで使用することが想定されている商品なので、持ち運びの容易さは非常に大きな要因といえます。

また、車で運ぶ際にも、車の中でひっくり返ると大変なので、蓋を固定できるというのは大きなメリットとなります。

蓋を固定できることによる副次的効果として、ですが、②ウェーバースモーキージョープレミアムは蓋を開けた後、その蓋を本体に固定することができます。

この機能は、実際に使ってみると、あまり大したことはないのですが、ウェーバーっぽいという意味ではなかなか良いでしょう。

②ウェーバースモーキージョープレミアムと③ウェーバースモーキージョーシルバーの違いは上記2点となりますが、僕としては、蓋を固定できる機能はどうしても必要と感じました。

そのため、空気口の問題はあるにしても、②ウェーバースモーキージョープレミアムを購入することにしました。

実際のところどうか?

ウェーバースモーキージョープレミアムは、上記の通り完璧な商品と思って購入したわけではありませんでしたので、ある程度、うまくいかなくてもいいかなとは思っていたのですが、火力調節がうまくいかない可能性だけは心配がありました。

しかし、実際に使ってみると、火力調節については全く問題ありませんでした。

また、灰がたまるかなという懸念もありましたが、ウェーバーグリルの場合、カバーをしてゆっくり火を通す場合が多く、その場合には、酸素の供給量を減らして、燃焼速度を落とすので、通常のバーベキューグリルのように、すぐ木炭が燃え尽きることもありませんでした。そのため、あまり灰もたまりませんので、僕の心配は杞憂に終わりました。

僕にとっては、ウェーバースモーキージョープレミアムは初めてのウェーバーグリルであるとともに、初めてのカバーバーベキューでしたので、感動がありました。

それは肉の味です。色々調べていると、カバーバーベキューはおいしいなどと書かれているのですが、どの程度おいしいのかといったことについては当たり前ですが全く分かりませんでした。そのため、僕の想像では、普通のバーベキューのようにぱさぱさのお肉は食べなくてよいのだろうなあという程度の認識しかありませんでした。

しかし、実際に使ってみると、非常に簡単に、そして、非常においしくお肉を焼くことができました。

それは、ウェーバーグリルを使用する場合、お肉を焼く場合ゆっくり火を通すことはもちろんですが、スモークチップも利用しますので、お肉が本当に香り高く焼けるのです。

また、ウェーバーは慌ただしくみんなが個人で肉を焼くのではなく、ホストが一人で大きなお肉を焼くことになるため、全体的に楽になります。バーベキューで疲れるタイミングは、手が熱いのを我慢しながら料理をするとともに、常に慌ただしくすることになるので、立ったり座ったりということを繰り返すところにあると思います。また、バーベキューをするとなると、基本的にバーベキューグリルに近いところに座ることになりますので、夏だと単純に暑いということにもなります。

これに対して、ウェーバーグリルでは、料理をしている時間と食べる時間は基本的に分けることになりますので、料理をしているときにバーベキューグリルに近づく必要は特にありません。また、火力調節もしますので、手を近づけても熱くないように調節することもできます。

このようにウェーバーグリルのすばらしさを感じました。

ただ、これはウェーバースモーキージョープレミアムの問題ではないのですが、少し問題もありました。

ウェーバーグリルを使った、カバーバーベキューはあまり日本には浸透しておらず、そのため、物珍しいという面があります。

しかし、焼けたものを写真にとって知り合いに見せると是非食べてみたいということになります。

そうすると、バーベキューを主宰することになるわけですが、その場合、ウェーバースモーキージョープレミアムでは少し小さいと感じてしまいます。

僕はもともと夫婦で二人でキャンプをしており、それ以外に人を呼んだりすることもあまりありませんでしたし、キャンプの目的もバーベキューというよりは、自然を感じるようなところにありました。

そのため、たくさんでバーベキューをすることになることは想定していなかったのですが、どうせそんなに値段が変わるわけではないですし、大きいといってもそんなに大きいわけでもないので、最初からウェーバージャンボジョーを購入しておけばよかったと思いました。

また、ウェーバースモーキージョープレミアムは、やはり小さいので中における木炭の量にも限界があります。

そのため、木炭を途中で加えないといけない頻度はウェーバージャンボジョーよりは多いようです。

それでも、普通のバーベキューグリルよりは少なくて済むのですが、その点でも、ウェーバージャンボジョーを購入しておけばよかったと感じました。

とはいえ、4人程度までであれば、何とかストレスなく楽しむことができますので、そのような用途であれば、ウェーバースモーキージョープレミアムは非常にオススメです。

他の、バーベキューグリルよりは少し高いものの、その価値は十分あると思いますので、ぜひお試しください。