キャンプでの現実的な遊び
キャンプに行っても遊び道具を持って行かないと暇じゃないの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
実際、最近ではキャンプ場でもスマホやタブレットを使っていたり、DVDを見たりしている人も少なくありません。
これも一つの楽しみ方ではありますが、せっかくキャンプに来たのですから、キャンプらしい遊びをしたいと思いませんか。
キャンプでの遊びについてはよくまとめられていますが、私の感覚で現実的にしそうな遊びをまとめてみたいと思います。
焚火
キャンプでの遊びの筆頭は焚火でしょう。
私は、子供のころにしていたキャンプでは焚火は全くしなかったのですが、焚火は本当に楽しいです。
男性が火の番をしているイメージがあるかもしれませんが、焚火は必ずしも男性の遊びでもありません。
火をつけることや火を絶やさないようにすることは何とも言えず楽しいのです。
焚火をキャンプ場でする際の注意点は、直火禁止のキャンプ場が多いということです。直火が禁止である理由は地中の微生物が死滅することなどがあげられることが多いようですが、本当かどうかはわかりません。
ただ、マナーの問題でもありますので、少なくとも直火禁止の場合、焚火台を用意しなければなりません。
焚火台にはさまざまな種類があります。
キャンプを初めて行われる場合は、ユニフレームのファイヤグリルが一番無難でしょう。ファイヤグリルであれば、炭火焼きもできる上、焚火もできますので、使い勝手がいいです。
そのほかには、収納スペースが少ないタイプだと、このタイプがあります。
ただ、このタイプは焚火の身にしか使えませんので、トライポッドと一体になったDODライダーズファイヤクレードルという選択肢もあります。
そのほかでは、どちらかというと調理に使う部分を重視して、笑’sコンパクト焚き火グリルB-6君という選択肢もあります。
調理と焚き火と収納サイズを考えてDOD秘密のグリルちゃんという選択肢もあります。
焚き火台は趣向性の高いものですので、機能のみを追求するものでもないと思います。
この中で私も使っているものもありますが、私の場合、自動車でキャンプに行くことも自転車でキャンプに行くこともあります。そして、調理はバーナーでもできますが、焚き火で調理することも好きですので、私にとっては笑’sコンパクト焚き火グリルB-6君がベストだと思っています。
もちろんこの条件だと秘密のグリルちゃんでもよいのですが、焚火で調理することを考えた場合、焚き火のくべやすさが問題となりますので、それであれば、笑’sコンパクト焚き火グリルB-6君のほうが良いかな?という感じです。
焚き火する際の注意点は、マナーだと思います。
焚き火を拾ってきた薪でしようと思うと思った以上に煙が出ます。
それを避けようと思うと、極力乾いた枝を選ばないといけないのですが、そんなに都合よく乾いた枝はありません。そのため、一度火をつけると焚火台に次にくべようと思っている薪を立てかけてちょっと乾かしてからくべる様にします。
このようにしてもどうしようもないこともありますので、焚火をしようと思うときは、極力すいているキャンプ場を選ぶようにするとともに、近くにキャンパーがいないところを選び、それができないとすれば、焚火をしないか小規模でするというように気を付けましょう。
料理にこだわる
屋外ですので、屋外パワーでおいしく感じるというだけで料理自体は自宅で作ったほうがおいしいと思われる方も多いでしょう。
しかし、料理にこだわる方は、調味料だけでも非常に多くの種類を持っていきます(たけだバーベキューさんはテレビで調味料は50種類以上持って行っていると言っていたような気がします。)。
また、キャンプは屋外ですので、炭火を使うことができます。
私は、バーベキュー検定に合格したことがありますので、炭火の使い方については一通り勉強しましたが、炭火を使いこなすことができるようになると、自宅で作る料理よりとてもおいしい料理を作ることができます。
私が持っていく調味料は、せいぜい6~7種類程度で、コールマンスパイスボックス2に入る程度しかもっていっていません。
料理の方法は限定されますが、ローストビーフやスペアリブなどキャンプでないとなかなか作れない料理については、その程度の調味料でも作ることができます。
料理は結構時間がつぶれるので、よい遊びだと思います。
昼間からビールを飲む
これは外せません(笑)
キャンプ場についてテントとタープを設営して、汗を拭きながら冷えたビールを飲むというのはビールが好きな人は皆したいことではないでしょうか。
釣り
キャンプと釣りはセットに考えられがちです。
釣ることができると、キャンプ場で炭火で焼くと非常においしいので、本当に相性のいい趣味です。
しかし、難しいのは、キャンプ用品は荷物が多く、釣りも荷物が多いことです。
キャンプと釣りを一緒に楽しむためには、どうしても竿を自動車の天井にセットできるようにする必要があると思います。
どんなものでもよいのですが、ロッドホルダーを用意するようになってから軽自動車でもキャンプと釣りを同時にできるようになりましたので、ロッドホルダーは準備しておくことがおすすめです。
虫取り
嫌いな人はいいんですが、キャンプ場はなかなか普段は見れないような虫がいます。
わざわざ取りに行かなくても、キャンプサイト内を歩いているだけで、各種クワガタムシ、カブトムシといったみんな大好きな虫だけでなく、ゾウムシ、ナナフシといった比較的マニア向けな虫にも会うことができます。
虫取りは荷物が少ないですし、体力もそこまで使わないので、おすすめです。
私は、年とともにだんだん虫に触るのが苦手になってきたのですが、写真を撮るのは結構楽しいです。
ヒルクライム(ロードバイク)
キャンプ場があるところは、空気がよいとともにアップダウンが激しいところが多いので、ヒルクライムにうってつけです。
問題は水分補給の場所があるかどうかがよくわからないことですが、今はネットで何でも調べられますので、安心ですよね。
かなり限られた趣味かもしれませんが、ヒルクライムはキャンプでの遊びには欠かせません。
その他の遊び
その他には、フリスビー、キャッチボール、スケボー、ローラーブレード、スラックライン等があります。
一回は面白いと思いますが、私はあまりしなくなりました。
完全に個人的な意見ですが、キャンプはキャンプ場により違った楽しみ方ができます。そのため、キャンプ場によって異なる楽しみ方がある遊びをした方が長続きするような気がしています。
まとめ
キャンプに行っても暇かもしれないと思われている方はまず焚き火からやって見られることをお勧めします。
焚き火を一度するとまたキャンプに行きたくなることでしょう。
しかし、キャンプの楽しみ方は人それぞれですし、私も、キャンプ場に行って、涼しい時には、テント内や外で昼寝をして、簡単な食事をしてまた夜寝るということもあります。
無駄なことをしているように思われるかもしれませんが、屋外でぼうっとするのは本当に気持ちがよいので、これはこれでキャンプの良い楽しみ方だと思います。
是非自分らしい方法でキャンプを楽しみましょう。