キャンプで灯油ストーブって結構いいな

私は元々冬キャンプはしなかったんですが、近年のキャンプブームのこともあって寒い時期もキャンプするようになってきました。

とはいえ、灯油ストーブや薪ストーブといったような重い目のキャンプ道具は、まだ使っていませんでした。

それが最近になってキャンプで灯油ストーブを使う機会に恵まれました。

そうすると、思った以上に灯油ストーブが良かったので紹介してみたいと思います。

灯油ストーブのイメージって?

キャンプで使う灯油ストーブについてどういうイメージを持っているでしょうか。

私はせっかく使うんだったら、薪ストーブの方がいいなという風に思っていました。

とはいえ石油ファンヒーターでなければ、灯油ストーブと言っても、その上で調理をすることができたりしますし、最近はあまり使わないアイテムでもあるので、ちょっと楽しいような気もします。

せっかくなら薪ストーブといっても、キャンプの準備は大変ですので、あまりそこで頑張るよりは、灯油ストーブで楽するもありかなとも思っていました。

実際使って見るとすごく良かった

予想通りだったところ

灯油ストーブ自体は私の時代には小学校で使われていましたし、おじいちゃんおばあちゃんの家で使っているのを見たというのも含めれば、使ったことがない人はいないと思います。そのため、物自体のイメージは皆様持たれていると思います。

問題はキャンプでの使用感です。

私はスクリーンタープの中で使ったのですが、暖かさは十分でした。

とはいえ、暖かさが十分であることは予想できていたことでした。

いろんなブログに灯油ストーブをスクリーンタープ内で使ったら暖かくなるということは書いてありますよね。 私もそれぐらいは読んでいましたので当然暖かくはなるだろうと思ってましたのから、暖かいこと自体は別に以外ではありませんでした。

予想外だったところ(結露対策)

所詮灯油ストーブと言ってもあったかいとか、その上で調理することができるとかその程度のことだと思っていたのですが、 本当に嬉しい誤算がありました。

比較的寒い時期のキャンプは結露がひどいですよね。

朝になって起きてみるとステントやスクリーンタープがべちゃべちゃになっていて、撤収時間までそれが乾かないということはざらにありますよね。

しかし、灯油ストーブをつけていると全体として暖かくなるからだと思いますが、結露がかなり弱くなります。 真冬でも自宅で乾かすなくてもいいぐらいとまで言えるかどうか分かりませんが、 だいぶ結露が少ないのは事実でした。 これは寒い時期にキャンプをする形であれば、結構嬉しいポイントではないでしょうか。

どんな灯油ストーブを選んだらいいの?

どんな灯油ストーブがいいかというのはこれから買うのであれば、悩みどころでしょう。

情報を網羅的に扱っているところは色々ありますので、私の感覚でご紹介したいと思います。

有名どころは

  • トヨトミレインボー
  • アルパカストーブ
  • フジカハイペット
  • アラジンストーブ

あたりになります。

違いは?

違いとしては

  • デザイン
  • 安全装置
  • 自然対流式の他に遠赤外線効果があるかどうか
  • 燃料タンクの容量
  • 値段

あたりになります。

どの要素を重視すべきか?

寒い時期のキャンプは防寒具などが進化しており、昔に比べてやりやすくなってきました。

しかしながら寒い時期のキャンプは荷物が増えるので趣味として続けられるかどうかはやってみないと分からないと言えるでしょう。

そんな中で灯油ストーブはないと、冬キャンプができないというものになりますが、比較的高額商品なので、買うなら勇気を出さないといけないものとも言えます。

本当に人それぞれだと思うのですが、私であれば重視すべき要素は

  1. 値段
  2. デザイン
  3. タンク容量

の順かなと思っています。

といいますのも、中古品は別ですが、その他については、いずれも消火機能は程度の差こそあれついております。私は子供がいないので、消火機能がついていれば十分だと思うのであまり重視スべきところではないかなと考えています。

また、温まりやすさについては違いがあるみたいですが、小さいスクリーンタープ内での暖かさを考えると、どれを使っても優位な差はないと思います。

そうすると重視すべき点は冬キャンプに行かなくなった場合にでも家で使えるかどうかというところになってきます。

 

有名な機種を色々挙げておいて申し訳ないのですが、私は家で使うことも考えるのであれば、

これがベストかなと思っています。

 

値段は圧倒的に安く、反射板がついているので部屋の真ん中に置く必要がありません。

 

キャンプについて考えてみても、スクリーンタープの真ん中に灯油ストーブを置くというレイアウトより、端の方に灯油ストーブを置くというレイアウトの方がレイアウトしやすいのではないかと思います。

もちろんデザインはちょっと野暮ったいのですが、その点についてはどこまで気にするかという問題だと思います。

特に雰囲気の良い灯油ストーブについては燃料タンクが取り外せないのですが、上のような自宅で使えるという灯油ストーブについては、燃料タンクを外して給油することができるので家で使いやすいようになっています。

キャンプで使っている時は多少入れにくくても問題ないと思うんですが、自宅で使っていると灯油を入れにくいという事で灯油がこぼれたりとかするとえらい面倒くさいことになります。

キャンプでも実際にあったのですが、灯油が溢れると、匂いは結構残りますので、灯油は入れやすいにこしたことはないでしょう。

 

そんなわけで、普通の灯油ストーブをおすすめしたわけですが、かっこよさ、雰囲気で劣ることは間違いありません。

キャンプは所詮趣味なので、気に入ったものを買うのが一番でしょう。皆さんも納得がいく灯油ストーブを選んでみてはいかがでしょうか。