キャンプと栗拾い
私は,秋のキャンプだと栗拾いをしたくなります。
秋のキャンプは気候もいいし,花粉症もないしという非常によい季節となりますが,山菜がありません。
そんな秋にお金をかけずにとれるものと言ったら,栗になります(キノコは難しいので,私はしません。)。
栗拾いはキャンプと非常に相性が良いので,是非行ってみましょう!
栗拾いの装備
栗には,イガがありますので,ただ単純に取ろうと思うと痛い目にあいます。
私は,サンダルと素手で栗に挑んだことがありましたが,取ることはできるものの,結構痛い目にあいました。
そこで,栗拾いに最低限必要な装備をご紹介したいと思います。
靴
栗拾いに行く時期にサンダルで行くような人は私ぐらいかもしれませんが,栗拾いには必ず,靴で行きましょう。
栗のイガは,靴で踏むことによってはがすことができますが,サンダルだとこれが満足にできませんので,是非靴は履いておいてください。
皮手袋かトング(火ばさみ)(できれば両方)
栗拾いに行く際に,軍手を使う人もいますが,軍手だと正直あまり意味がないくらい痛いです。
イガ栗は基本的には靴で踏んで向きますが,栗が割れているかどうかを確認するために拾い上げてみたり,割れ目が入っているかどうかを見るために引っ張ってみたりするときは手を使えると便利です。
通常,トング(火ばさみ)が推奨されていると思いますが,私は皮手袋が非常に便利だと思います。
イガが刺さる方向に力を入れて持ったことはありませんが,私の経験では皮手袋をイガが貫通したことはありません。
皮手袋だと手でイガを向くこともできますので,大変重宝します。
私が使っている皮手袋はグリップスワニーのG-1です。
アマゾンで探してみましたところ,今グリップスワニーのG-1はありませんでしたが,グリップスワニーのホームページではあるようですので,現在もあると思います。
ただ,グリップスワニーは高いので確かに良いものだとは思いますが,金額が気になる方は他の物を使ってみてもよいでしょう。コストコでは安いものも売っていますのでこちらを使ってみるのもありうるでしょうが,皮手袋は耐熱性を求めているものばかりではありませんので,一応キャンプ用を使った方が良いと思います。
皮手袋は上記のような感じですが,トング(火ばさみ)がないと,栗を拾うのに屈まないといけないので,トングはトングで便利です。
キャンプで行くのであれば,トングは何本かあると思いますので,ついでに持っていきましょう。
帽子
栗拾いに行くとわかるのですが,結構上から栗が落ちてきます。
私は直撃したことはありませんが,帽子がないとちょっと怖いかなと思いますので,一応帽子は持って行った方が良いでしょう。
長袖長ズボン
これも帽子と同じような理由ですが,一応長袖長ズボンの方が安心できます。
そのため,できれば長袖長ズボンでできればデニムなどのかたい目の素材の方が良いでしょう。
袋か何か栗を入れるもの
私は,ビニール袋をもっていっていますが,十分と感じています。
ただ,栗は後で天日干しにしてから食べるとおいしいといわれますので,できれば,乾いた状態にしておいたほうが良いと思います。
ビニール袋に入れておくとどうしても湿気てしまいますので,できれば,竹籠などにしておいたほうが良いと思いますが,持っていくのも大変なので,ビニール袋で十分でしょう。
栗の食べ方
本来,栗は取った後1日くらいは天日干ししてから調理するとよいといわれます。
ただ,キャンプで栗を取って家に帰ってから食べるというのはどうも味気ないというか,寂しいと思います。
そこで,私の場合,キャンプ場についたらすぐに栗を拾いに行き,そのあと,涼しくなってからテントの設営とか調理とかをしてから,栗を食べるという風にしています。
確かに,何日かキャンプをする場合は取ってから1日くらいたってから食べたほうがおいしいとは思いますし,1泊しかしないとしても朝に食べればよいと思われるかもしれませんが,忙しい現代においていつも何日もキャンプでいるわけではありませんし,キャンプの朝は何かと忙しかったりしますので,味は少し妥協するとして,その日に食べるようにしています。
それでも,取ってから少しでも乾かすと,おいしくなりますので,これくらいの気の使い方で十分かなと思っています。
調理方法は,栗の場合,ゆでるか焼くかです。
私は焼く方がおいしいと思いますが,面倒くさいのでゆでることもあります。
ゆで栗の作り方
鍋に水を入れて,栗を入れ,蓋をして火にかけます。
しばらく茹でてから塩を入れて,蓋を取ったうえで,さらに茹でます。
いいかなと思ったら,水を捨てます。
どれくらいの時間がいいかとかは,クックパッドなどで調べていただければよいと思いますが,まあ,ゆでるだけですので,雰囲気を見ながらしていただければいいと思います。
食べるときは,私は包丁で半分にして,スプーンで食べています。
この方法が一番楽だと思います。
キャンプでとれる栗は小さいことが多く食べるのが面倒なので,この方法が便利です。
焼き栗
まず,栗の鬼皮に縦に包丁を入れます(これが面倒くさいので,大きい栗を選別して,残りはゆで栗にした方がいいです。)。
炭火で栗を焼きます。
いい感じになったら,皿に取り,熱いうちに皮をむいて食べます。
焼き栗は本当においしいと思いますが,包丁を入れるのが面倒なので,数は少なめにしておいた方が良いでしょう。
最後に
キャンプの楽しみ方は人それぞれですが,外で何かを取って食べるというのは一つ上のキャンプの楽しみ方だろうと思います。
その中で,栗拾いはその中でも簡単にできる方の遊びですので,ぜひお試しください。