キャンプに行くなら一つはシェラカップ!
キャンプと聞くとシェラカップを購入するかどうかを迷われている方もいらっしゃるでしょう。
シェラカップの使い勝手がいいことはわかっていても、意外と高価なので、購入するほどかな?と思ってしまいます。
しかしながら、僕としては、シェラカップは早い目に持っておいて方が良いものの一つだと思います。
それでは、シェラカップについてご説明します。
シェラカップの機能
シェラカップは、取っ手のついたコップのような形をしています。
使い道については、様々な紹介がありますが、現実的なシェラカップの強みは以下の通りでしょう。
①直接火にかけても、持ち手部分が熱くなりにくい
②持ち手があるので、ロープで簡単に干すことができる
③目盛りがついていて分量を量ることができる
④スタックできる
⑤食べ物を入れて食べることもできるし、飲み物を入れてコップとして使うこともできる
お玉のように使うことができるということも言われますが、その使い方をしてしまうと裏も汚れてしまうので、現実的には上記の5つが強みだと思います。
キャンプ用品だと、一つの物に多数の機能があるというのは非常に便利に感じますが、シェラカップの有している機能を考えると、かなり優位性があります。
まず、キャンプを続けていくと、だんだんと粉物を料理に取り入れたいと思うことがありますが、そのために目盛りのついたカップを持っていくのはいかにも面倒です。この点、コップに目盛りがついているならば、粉物も使ってみようかなと思うことでしょう。また、目盛りがあると、米を図ることもできますので、飯盒がなくても米の量を測ることができますので、その意味でも荷物を減らすことができます。
また、キャンプだとこのような食器を干す網を持っていくことが多いでしょう。
しかし、これは意外と狭いので、そこ以外で干せると非常に便利です。
さらに、直接火にかけることができるというのは、コップとしては非常に優秀です。
よく使う方法では、シェラカップに水を入れて火にかけ、沸騰したら、インスタントコーヒーを入れるというものです。
これで食器を洗うことなくコーヒーを飲めるので、非常に楽です。
シェラカップは小さく見えますが、食器としてはちょうどよい大きさなので、取り皿にも使えますし、ソースなどちょっとしたものを入れるにも便利です。
このように、見た目の派手さはないものの、かなり実用的で使い勝手は、かなり良いといえます。
値段について
シェラカップで代表的なものはスノーピークのシェラカップではないでしょうか。
シェラカップの中で何が良いというわけではないのですが、シェラカップは登場頻度が高いので、僕はスノーピークのシェラカップを選びました。
これだけのものに1000円ちょっとと思うと正直高いと感じる面もあります。ソロキャンプならいいとしても、家族でキャンプをするなら、人数分シェラカップがいると考えると、4人家族で4000円となるとちょっと引く面もあります。
ただ、実際に一つ買ってみるとわかりますが、(スノーピークだからかもしれませんが)安いクッカーのようにペラペラではありませんし、物を見るとそれだけの価値があるのだろうなということはわかります。
キャンプのスタイルにもよりますが、コーヒーを飲むことだけを考えると、4人で飲むならポットで入れた方が楽なので、あまり人数分シェラカップが必要になることもないのではないかと思います。
そのように考えると、シェラカップの値段はさほど高いというわけではありませんので、まずは一つ買ってみるとよいと思います。
シェラカップのその他の使い道
僕のキャンプのスタイルはオートキャンプをベースとしていますが、シェラカップは便利であるとはいえ、主な対象はソロキャンパーでは無いかと思います。
確かに、スタックできる上、目盛りもついているというのは便利ではあるのですが、これらのシェラカップの良さを実感しようと思うと、コップを廃止して、シェラカップ一本に限定する必要があると思います。
しかし、保冷機能のあるコップも選択肢に入る中で、コップを廃止するほどの必要性は感じません。
そうすると、オートキャンプでシェラカップを使う場面は、
①バーニャカウダなどオイルを網の上で熱する場合
②ソースを肉に塗る際のソースを入れるなど、取っ手が必要な場合
③目盛りを生かして物を図る場合
に限定されるように感じます。
そのため、今後、ソロキャンプをしたいと思うのであれば、とりあえず1個は買っておいて、使い勝手を試し、シェラカップを増やすかどうかを考えていけばよいでしょう。
シェラカップ1個であれば、スタックできるわけではないので意味がないと思われるかもしれませんが、実際、シェラカップは何かと使いやすい形をしていますので、スタックできることを考えなくても、一つは買っておいて損はないと感じます。
それ以上購入するかどうかは、人それぞれですが、ぜひ一度試してみるとよいでしょう。