キャンプのトラブル対策
キャンプで発生するトラブルについてはどういうイメージがあるでしょうか。
キャンプで発生するトラブルには絶対発生させてはならないトラブルと 発生させても笑って済ませられるようなトラブルがあります。
まずは絶対発生させてはならないトラブルについて紹介した上で、笑えるトラブルについても紹介していきましょう。
絶対に発生させてはならないトラブル
ケガ
絶対に発生させてはならないトラブルの典型はケガです。
ケガをする前は大したことないと思いがちですが、 キャンプはやはり自然の中で行うアクティビティーですので絶対に避けるべきだと言えます。
と言いますのも、キャンプで使う道具は危険性が高いものが多いですので、 ちょっと使い方を間違うだけで大怪我につながる可能性があります。
特に、キャンプは子供も一緒に行く場合が多いですし、子供と一緒にいかなくても大きなケガではなかったとしてもケガをするとどうしてもテンションが下がってしまいます。
というわけでケガを避ける方法をご紹介したいと思います。
外傷
まずは外傷です。
キャンプで多いのは、 ナイフを使っての切り傷、転倒した時のケガ、火でのやけどです。
ナイフを使う場合の注意点は、自分を過信せずに特にブッシュクラフトをする場合においては、 革手袋をして作業することが大事です。
転倒はいろんな時に起きます。
キャンプは 普段歩かないような地面がでこぼこしたところで行いますので、 慣れていないと容易に躓いてしまいます。
特に夜のキャンプ場は想像以上に暗いので、よく見えずに転んでしまう場合もあります。
躓くこと自体、キャンプ場では危険ですので、よく注意して特に夜には必ずライトを持って行動するようにしましょう。
キャンプサイトの周りで転倒するパターンとしては、テントやタープのロープやペグにひっかかるというのがあります。
対策としては、 キャンプサイト自体を明るくした上で、ロープの少ないテントやタープを使うか、 引っかかりやすい場所にあるロープに明かりをつけてしまうかどちらかが良いでしょう。
キャンプでは火を使うことが多いですが、火を使うこと自体はあまり慣れていませんよね。
キャンプ道具はあまり熱そうじゃないところも熱かったりしますので、革手袋を使って、あまり怪しいところは触らないようにしましょう。
動物系
管理されているキャンプ場において 熊などの哺乳類が出ることによってケガをするということはあまりありません。もちろんこれは哺乳類が出ないというわけじゃなく、たぬきや猫が出ることによってゴミを荒らされるということはありますが、これによってケガをすることはあまりありません。
しかし、ヘビや蜂、マダニ等の被害は時々聞きますので注意しておいた方がよいでしょう。
これらに対する対策は、それぞれで異なります。
ヘビに対しては、手をついたり、歩いたりする場所には常に注意しておくということが大事になります。
蜂については、手で振り払おうとするなど、蜂に刺激を与えるようにしないと共に、巣に近寄らないことです。蜂の巣といってもどこにあるかわからないことが多いと思いますが、蜂が多くいるところには、近寄らなければ通常は大丈夫でしょう。
また、虫取をしているときは、 カブトムシの横にスズメバチがいるということはよくありますので、カブトムシを見つけてもすぐに近寄らず、周りにスズメバチがいないか注意した上で近づくようにしましょう。
最後にマダニですが、歩いていて見えるものではありませんので、サンダルなど足を露出させたものを履かず、寝る際はテントの中で寝るというのが大事でしょう。
最近流行りのタープ泊はマダニの観点から言えばちょっと気になりますね。 絶対にマダニに刺されるわけでもないので、ここらへんは自己責任でやるしかないでしょう。
最後に、いろいろな虫に刺されたりした場合のため、ポイズンリムーバーは持っていたほうが良いかもしれません。
私は、ポイズンリムーバー付きの救急セットを使っています。
病気系
病気というのは避けることはできませんが、普段あり得るような病気に対応する常備薬については持っていくなど一般的な対策をしておいた方が良いでしょう。
合わせて、行く予定のキャンプ場の周りにある医療機関については事前に調べておきましょう。
キャンプ特有の病気と言うと、生水を飲んだり、変なものを食べたりして体調が悪くなることでしょう。
近年は浄水器も売っていますし、食べ物についても、ちゃんとクーラーで冷やした上で火をしっかり通して料理して食べるということは徹底しておいた方が良いと言います。
キャンプ場での迷子
キャンプ場は子供にとって危険がいっぱいあります。転倒するというだけでもかなり危険ですし、崖と言えるような場所もたくさん存在します。
子供はキャンプに来るとやはり楽しいので親の見ていないところに行こうとしてますし、見失ったら大ケガをする可能性がありますので、特に注意しておきましょう。
笑ってすむようなトラブル
私が考える絶対に起こしてはならないトラブルは上記のようなものですが、それ以外は正直笑って済むトラブルじゃないかと思っています。
とはいえ、本当に笑って済むかどうかは一緒に行く人次第なので、そういう意味では注意しておきましょう。
忘れ物
キャンプでの忘れ物は本当によくあります。
忘れ物をなくすためにはキャンプにおける準備のフローを確立させておくことが重要となります。
しかしながら、忘れ物があったところで大したことはありませんし、忘れ物があること自体が笑い事にもなるので、それ自体を楽しんでしまうというのも一つでしょう。
迷子(行き帰りの車)
行き帰りの道がよく分からないということもよくあります。
キャンプ場が初めて行く場所が多いのでナビをつけてないとよく分かりません。
道迷うと、知らなかったいいスポットを見つけられたりするといういいところもありますので、それ自体を楽しみながら、あまり大事にならない程度には準備しておきましょう。
店の調査不足
キャンプに行ったら現地でレストランに行ったり、温泉に行ったりすることがよくありますね。
でも行ってみると定休日だったり、いい店が見つからなかったりして、お腹をすかししまったり、風呂に入れなかったりすることがたまにあります。
そのため、よく知らない店に行ってそれがいい思い出になったりしますが、毎回だとちょっと厳しいですよね。
最後に
いかがでしたでしょうか。キャンプにトラブルはつきものですが絶対起こしてはならないトラブルというものが存在します。
キャンプは自然での遊びですのでキャンプ場といってもあまり舐めないようにして安全に気を使いながらキャンプを楽しみましょう。