キャンプは続けられる趣味か?

新しく趣味を始めるときは続けられる趣味かどうかは非常に大きな問題ですよね。

よく妻から「どうせすぐやめるんじゃないの?」という鋭い指摘を受けてしまうことがあるでしょう。

キャンプは、金銭的には最初に一番お金がかかって、一度お金をかけてしまうとその後はあまりお金がかからない趣味の典型ですので、そのような指摘は非常に的を得ています。

しかし、キャンプは比較的投下資本を回収しやすい趣味だと思います。

それでは、具体的に検討してみましょう。

キャンプの懸念材料

キャンプをしようと思うけど続けられるか不安という方のほとんどはキャンプそのものに行ったことがない方でしょう。

その場合、例えば、

「虫がたくさんいるからいやになるかもしれない」

という懸念があります。

それ以外にも

「暑くて寝れないんじゃないか?」

「枕が違うから寝れないんじゃないか?」

といった懸念もあります。

このタイプの懸念の場合、一度キャンプ用品をレンタルしてキャンプをしてみればよいでしょう。

ただ、キャンプ用品は安いものを選ぶとそこそこ安いので、レンタルはちょっともったいないような気がします。とはいえ、折角長い趣味として買うのであれば、高価なものを選んだ方が良いので、その意味では、とりあえずレンタルというのは十分ありうるところでしょう。

 

以上のような一度行ってみれば解消するような懸念以外では、

「面倒なのではないか?」

という懸念があるでしょう。

これは、やってみないと何とも言えないところです。

ただ、テントやタープは楽なものを選べば思いのほか簡単に設営できます。

さらに、時期や天気を選べば、多少設営に時間がかかっても特に汗もかきませんので、だいぶ楽になります

そのため、もちろん自宅から車まで荷物を運ぶ大変さはどうしようもないのですが、家族で行えば、比較的楽な作業といえます。

キャンプを続けやすくするためのコツ

キャンプを続けるために最もネックになるのが、面倒くささです。これをいかに解消するかというのが、一番の問題となりますが、そもそもキャンプを続けたくなる理由を考えてみましょう。

キャンプをする理由

キャンプをしたいと思う理由は様々ありますが、積極的な理由としては、

①自然の中で食べると何を食べてもおいしい。

②寝るときは虫の声を聴きながら寝て、日が昇ったら起きるという楽しさ

③焚火や虫取りなど、アウトドアならではのアクティビティー

があります。

そのほか、消極的な理由としては、

・キャンプ場は無料であることもあるため、他の趣味と比べると安い

というものです。

これらの理由は、家族で持つ趣味としては、非常にメリットが大きいといえるでしょう。

例えば、僕はキャンプ用品を一式約5万円でしいれましたが、ホテルに泊まるのであれば、一人一泊で約5000円くらいかかります。

どの程度のホテルに泊まるかということにもよりますが、家族で持つ趣味と考えると、容易に元を取ることができます。

 

さらに、子供がいる場合、ホテルに泊まることをあまり喜びませんので、キャンプは非常に都合が良いといえます。

どうやって面倒くささを取り除くか?

キャンプが面倒である理由は様々ありますが、基本的にはあまり道具を持たないということを中心に考えるべきです。

いかに設営が簡単な道具でも、持っていると、それを広げることになり、それが何となく面倒に感じる理由になってしまいます。

ただ、効率を重視しすぎると、趣味としての意味がなくなってしまいます。

後は、匙加減なのですが、初めての場合、居住関係は、ドームテントとヘキサタープ(又はワンタッチタープ)に限定すべきでしょう。

タープを張るのは面倒ではあるのですが、ないと日差しが結構つらいので、あった方が良いと思います。

後は食事関係ですが、まあ、バーベキューグリルがあれば十分でしょう。少し不安であれば、自宅からカセットコンロを持っていけば万全です。

バーベキューグリルは面倒だとは思うのですが、僕はキャンプの醍醐味だと感じるので、あった方が良いと思っています。

 

次に、いつどこに行くかという問題です。

キャンプは、暑かったり、寒かったりすると大変ではあるのですが、どちらの方が大変かというと僕は暑い方が大変だと思います。

暑さがなぜ大変かというと、テントやタープの設営で汗だくになり、寝ようと思っても暑くて寝れないからです。

普段はクーラーをかけているのに、外だと風通しが良いので、夜は寝ることができると思われるかもしれませんが、夏は特に全く風のない夜も少なくないので、暑さは甘く見ない方が良いでしょう。

そのため、春と秋がキャンプの時期としては、有力です。

ただ、夏でも、標高1000メートルくらいのキャンプ場の場合、非常にカラッとしていて、気持ちよく寝ることができますし、朝も気持ちいいです。

そのため、夏は、標高1000メートルくらいのキャンプ場を狙っていくことにしましょう。

あと、冬はできないことはないのですが、荷物が増えて面倒に感じるので、とりあえずは避けておいた方が無難です。

キャンプ道具を買うかどうか?

キャンプ道具は、結構高いように感じるかもしれませんが、他の趣味に比べると本当に投下資本の回収が容易です。

たとえば、釣りの場合、釣り上げた魚で投下資本を回収したかどうかを考えると思いますが、この場合だとまず投下資本を回収することは不可能です。

また、ゴルフは、安くなったといっても、投下資本を回収するという意味もよく分からないので、もちろん投下資本の回収は不可能です。

しかし、キャンプは仮にホテルに泊まったらいくらになるという説明をするとほとんどの人が納得してくれますので、そこに甘んじることができます。

実際は、キャンプをするから大きな車を買うということもあるのですが、それですら、大きな車自体の満足感が肩代わりしてくれるので、キャンプのせいにはされにくいのです。

 

実際、キャンプをすることで比較的安いお金で、遠出することができるということは旅行好きな人にとっても良いことです。

キャンプの目的を何に据えるかによっても変わりますが、キャンプは比較的家族の理解も得やすく、投下資本も回収しやすい趣味ですので、是非始めてみましょう。

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