コールマンファイヤープレイスケトル(ゆるキャン△のキャンプ道具)
野クルからコールマンファイヤープレイスケトルが出てきましたね。
志摩リンちゃんのソロキャンプだけでは絶対に出てこない道具がこういう形で出てくるとかなり考えて作られたアニメだなと思ってしまいます。
ケトルには色々ありますが、大きく分けると、ソロ用とファミリー用がありますが、その中でもコールマンファイヤープレイスケトルを出してくる辺りはさすがと言わざる終えません、
ファミリー用のキャンプケトル
湯を沸かすのであればぶっちゃけどんなクッカーでもできますが、わざわざケトルを使おうと思うのはそれなりの理由があるでしょう。
キャンプを何回かやっていると焚き火をしたいという問題と暖かいお湯が常にほしいという問題が出てきます。
ケトルの中でも焚き火に突っ込めるタイプは、夜みんなで焚き火を囲みながら、だべっている際、寒いのでウィスキーのお湯割りを飲むために使います。
お湯割りを飲むときはいつ誰が飲みたくなるかわからないので常に暖かいお湯を用意しておく必要がありますが、ホワイトガソリンとかガスカートリッジのバーナーで常に沸かそうと思うと燃料代が気になってしまいます。
その点、ケトルを焚き火に突っ込んでおけば、楽しみも兼ねられますし、燃料代については落ちている枝を使えば気にする必要もありませんので、概ねこの目標を達成することができます。
また、ケトルは単純にわかせるお湯の量が多いので、忙しい朝に、家族全員分のインスタントラーメンを作って、コーヒーも飲むという場合にはあるとかなり便利です。
そんなわけで、ケトルは比較的優先順位は落ちるにせよファミリーキャンプにおいては結構重要な役割を果たすわけです。
ファミリーキャンプ用のケトルの中では何を選ぶか?
ケトルにはいろいろ種類はあるにせよ、ファミリーキャンプの場合法構成的には2つかと思います。
一つは、バーナーの上で使うことを想定しており、クッカーとしての活用も考えているもので、もう一つは、ケトルとしての役割しか考えていないものです。
コールマンのファイヤープレイスケトルは後者に当たるわけですが、前者だとこういうものがあります。
クッカーも兼ねるケトル
このキャプテンスタッグのケトルクッカーは非常に使い勝手の良い商品となりますが、購入するかどうかを考えるとなかなか微妙な立ち位置になると思います。
なぜそのようなことを言うかというと、クッカーとしての用途は想像する通りなのですが、ケトルとしての用途は、基本的には湯が注ぎやすいということだけです。
特に丸いクッカーしかもっていない人はクッカーで湯を沸かして、ちょっとこぼれるかもしれないと思いながらコップにお湯を注ぐことになります。よくこぼれますし、特にドリップコーヒーを作る際はまずくなりますが、それでもそこそこの味は出ますので、それでいいかというわけです。
それが嫌だということになると、このケトルクッカーの出番となるわけですが、結局注ぎやすいということだけであれば、私は、角型のクッカーを買った方が使い勝手が良いのではないかと思うわけです。
ただこれは私が山登りキャンプをしようと考えているからであって、オートキャンプ専門の方からすれば、普通のクッカーよりは多く湯を沸かすことができて、場合によっては汁物も作れるというケトルクッカーはよい選択肢なのかもしれません。
実際にクッカーで湯を沸かすと、いろいろと不満は出てくるところで、特に4人以上大人が集まるともう少し大きなケトルが欲しいなと思うもんです。
後述のケトル用のケトルは何といっても大きいので、そういう意味での選択肢となるのでしょう。
ケトル専用のケトル
というわけで、ファミリーキャンプ用にケトルを購入するのであれば、ケトル用のケトルでしょう。
ケトル用のケトルといいますと、このようにいろいろあります。
しかし、機能がさほど異なるわけではないので、結局、内容量とかっこよさだけではないかと思います。
コールマンのファイヤープレイスケトルはかなり定番と言って良いと思いますが、なぜ定番なのでしょうか。
いろいろ理由はあると思いますが、私の独断の意見では、おそらくケトルに求められているのは焚き火に突っ込むということであり、汚くなるものであるという前提のもとに、「ファイヤープレイスケトル」という名前をつけ、使う人に違和感なく焚火に突っ込んで汚してもらうということにあるのではないかと思っています。
キャンプの燃料はどれも高いので、ガスやホワイトガソリンで湯を沸かし、しかもその湯をいつ使うかどうかわからないというわけにはいきません。しかし、焚き火とセットであれば特に意味もなく湯を沸かしたいという要望をかなえることができます。
すでに定番となってしまい、ゆるキャン△にまで登場するようになった以上、我々としては元々コールマンのファイヤープレイスケトルを見てかっこいいと思ったのか、かっこいいと言われているファイヤープレイスケトルを見たので、かっこいいと言わざるを得ないのかもはやわからなくなっていますが、それもすべてコールマンの手の上で遊ばされているのかもしれません。
それでも私はファイヤープレイスケトルをかっこいいと思うので、ゆるキャン△で、焚き火と一緒に出場してきたファイヤープレイスケトルのことは讃えるしかないでしょう。
特にゆるキャン△での落ち葉焚きで使用するという使用方法は見事ですよね。
併せてドッペルギャンガーのトライポッドが欲しくなります。
ただ、ファイヤープレイスケトルは必ずしもトライポッドを利用しなくても、焚火をしている横の方に置いておくといういかにも汚くなりそうな使い方も許容していると思いますので、私はそんな感じで使おうと考えております。