テンマクデザインのサーカスTCって人気ですよね?
テンマクデザインのサーカスTCって最近本当に人気ですよね。
私は結構サーカスTCに対してはうがってみていたのですが、使って見る機会がありましたので、ご紹介します。
私が持っていた疑問点
なぜ私がサーカスTCに対して疑問を持っていたのかということですが、まず底を説明いたします。
高い
かっこいいなとは思うのですが、高いなと思っていました。
ただ、定価は31,800円+税でしたので、まあ高くはないですよね。
それなのになぜ高いというイメージがあったかというと、アマゾンでは結局転売ビジネスのようで、定価で買った人が転売しているみたいなので高いようです。
したがって、高いというのは誤解だったわけです。
重い
サーカスTCの売りは、ポリコットン生地を使っているため、焚き火をしても穴が空きにくいというところがあります。
しかしながら、ポリコットン生地はどうしても重くなりますので、重さは約10kgです。
私はちょっと重いなと思っていたのですが、持ってみると、重いは重いのですが、許容範囲かなと感じました。
使ってみた感じの印象はどうか?
サーカスTCを使ってみたら意外と悪くないなと思ったのですが、私は買わないかなとも思いました。
良くも悪くもソロ用
サーカスTCは良くも悪くもソロ用だなと思いました。
例えば、ファミリー用のワンポールテントといえば、DODのワンポールテントLがあります。
こちらは入り口を跳ね上げてタープのように使うことができますが、サーカスTCは跳ね上げることができない構造になっていますので、このような使い方はできません。
そのため、リビングスペースは事実上一人用になりますので、まあ、ソロ用のテントかなあという印象でした。
ソロ用としてはどうかということですが、やはり雰囲気はかなりよく中に入った感じも全体が囲われていて、しかも、周りから見えないような構造になっていますので隠れ家感があってよかったです。また、設営についても五角形の形状になっていますので、ペグの本数は少なくて住むため、比較的楽です。
ただ、ソロ用と考えると、やっぱりちょっと重いなというのは感じます。
また、そもそもティピーテントを夫婦や家族で使いたいなという需要にはちょっと答えにくいかなという印象です。
ソロで中で簡単な料理をしてカンガルースタイルで中で寝るというのはいいのですが、そこで二人で料理をするとなるとちょっと狭いなあと思うわけです。
設営は比較的楽
五角形の形状が採用されていますので、設営は比較的楽です。
自立式ではありませんので、ペグはかなり大事になってきます。
そのため、ペグは鋳鉄製のものを買っておいたほうが無難ですが、そこさえ押さえておけば、設営は比較的楽と言えます。
逆に撤収も比較的楽です。
構造がわかりやすいというのも大きいと言えるでしょう。
ちょっと重い・・・
許容範囲だとは思いますが、ちょっと重いなという印象です。
10kgという重さですが、例えばコールマンのタフスクリーンタープが12.5kgなので、ちょっとなあと感じてしまします。
ポリコットンは本当に必要なのだろうか?
最近はやりのポリコットン生地ですが、本当に必要なのでしょうか。
私はヘキサタープの下で焚き火をしたことが何度もあります(真似はしないほうがいいでしょう。)が、ヘキサタープに穴が空いたことはありません。
サーカスTCのような形状の場合、確かに火の粉が当たりやすいというのはわかるのですが、軽さを犠牲にしてまでポリコットン生地にする必要があったのか私は疑問です。
結局寒いとき用か
寒いときは中で薪ストーブを使ったり底まで行かなくてもスクリーンタープの中で過ごすと楽しかったりします。
サーカスTCは使われている生地がポリコットンであることも考えると、まさに寒いと木のキャンプに商店を合わせた商品であるだろうと思われます(異論はあるでしょうが)。
寒いとき限定で考えると、結構楽しい選択肢の一つと言えるでしょう。
近年、パップテントの流行も考えると、こういった方向性に人気があるのもわかるのですが、私のキャンプスタイルには合わないかなあという感じでした。
最後に
サーカスTCはかなりいい印象だったのは確かなのですが、私が買うかといえば買わないという結論でした。
キャンプはスタイルがありますので、テント選びはなかなか難しいですね。
寒い時期にソロでてんとのなかで読書をしたりしながら、ゆっくりするのであればスペースがちょうどいいことや値段が定価だと比較的手頃であることからも結構いい選択肢だと思います。
好みが分かれやすいテントだとは思いますが、合うと思う人は買って損はないでしょう!