ドッペルギャンガーのライダーズエアマットを使ってみた!

DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) アウトドア 防水ドライバッグ付属 ライダーズエアマット 【ツーリング仕様】 CM1-288

キャンプのマットにはいろいろありますが、僕は最初よくある銀マットを使っていました。

しかし、銀マットは収納サイズが大きいですし、寝心地もすこぶる悪いので、何かいいマットはないかと思って、ドッペルギャンガーのライダーズエアマットを買ってみました。

もうかれこれ2年くらい使っていますし、分け合って、何十泊もしていますが、特にへたっていませんので、結構満足しています。

ただ、問題もないではありませんでしたので、ご紹介したいと思います。

なぜライダーズエアマットを選んだか?

ドッペルギャンガーのライダーズエアマットは、バイクに乗せるには非常に良い性能を持っています。

袋は防水となっておりますので、雨にぬれてもマット自体が濡れることはありませんし、バイクに乗せやすいよう袋に細工がなされています。

というのはよいのですが、僕は、バイクを持っていませんので、単にオートキャンプ用に購入しました。

何で購入したかというと、

①見た目がかっこいい

②収納サイズが小さそうな気がする

③枕がついている

という理由です。

今から考えるといろいろ考えなしだったなあと思いますが、やっぱりキャンプ用品はかっこいいとテンションが上がりますよね。

ドッペルギャンガーのライダーズシリーズはどれも暗い色をベースにしていますので、なんとなくかっこいい気がします。

迷彩というわけではありませんが、どことなく迷彩っぽい色ですし、なんとなくイメージ的にライダーな感じがします。

僕は特に関係ないとはいえ、やはりテンションが上がる雰囲気は持っているような気がします。

実際どうだったか?

実際使ってみて感じたのは、寝心地は非常に良いと感じました。

僕はエアマットは使ったことがなかったので、適切な表現かはわかりませんが、本当に寝心地はよいと思います。

ちなみに僕が使ったことがあるマットは、銀マットとサーマレストのZライトソルですが、これらよりは確実に寝心地はよいと思います。

 

また、インフレータブルマットは、穴が開くと使えなくなるといいますが、僕は何十泊か使っていますが、特に問題なく使えています。

ドッペルギャンガーの物は当たりはずれがあるようなレビューがありますので、たまたまだったのかもしれませんが、耐久性も問題ないと感じております。

ちなみに、僕が見る限り、なぜかこのライダーズエアマットについては耐久性について特に不満を述べられているレビューはありません。同じドッペルギャンガーの商品であるキャンピングマットにはすぐだめになったといったレビューがありますので、たまたまなのではないかという疑念は拭い去れませんが、ドッペルギャンガーは最初にキャッチーな商品を出して、客からクレームがついたところを修正していくようなところがありますので、後発組であるライダーズエアマットはうまく作られているのかもしれません(その意味では今はキャンピングマットも耐久性が高いかもしれません。)。

 

あと、膨らます手間については、本当に自動で膨らみますので、手間はかかりません。

レビューでは、口で膨らませるなどの記載もあります。確かに、自動で膨らむだけでパンパンになるわけではありませんが、寝る分には十分だと感じています。

また、しぼめる際も、空気が抜けやすくなっていますので、よくある浮輪をしぼめる時のような苦痛もなく、比較的楽にしぼめることができます。

 

まあ問題点としますと、想像していたより重いという点です。

ライダーズエアマットは重量が1.4キログラムです。

そう言われてもわかりにくいかもしれませんので比較してみますと、例えば、モンベルのコンフォートシステムアルパインパッドは681グラムです。

また、サーマレストのZライトソルのスモールは290グラムです。

このように比較すると、いかにライダーズエアマットが重いかということがわかるかと思います。

もちろん値段も違いますし、利用目的も違いますので、その点は理解したうえで購入すべきものといえるでしょう。

 

あと、有名な問題点は、枕機能が良くないということです。

ライダーズエアマットの売りの一つは、スタッフバッグが枕になるということです。

スタッフバッグは防水素材であり、入り口をピッチリふさぐことができます(正確にはできるという触れ込みかも。。)ので、空気を入れた状態で入り口をふさぐと膨らんで枕になるというわけです。

この機能は使ってみると、確かにいい感じの高さで、いい感じの硬さの枕になります。

しかし、寝てしばらくたつと、枕がしぼんでしまいます。

これは、レビューにも多数の書き込みがありますので、僕だけの問題ではないようです。

そのため、枕として使うにはスタッフバッグの中に服を入れるなどして、使うことになるでしょう。

実際、僕が使ってみたところ、結構いい高さになりますので、そのような使い方をしてもよいとは思うのですが、正直、そのような使い方であれば、ライダーズエアマットじゃなくてもいいですよね。

まとめ

僕は、ライダーズエアマットを購入してよかったとは思っていますが、その理由は耐久性と寝心地の良さが理由です。

もちろん重いことや枕の機能が良くないといった問題点はありますが、枕はほかのインフレータブルマットには元々ないものですので、期待していた分悲しい面はありますが、実際上はあまり問題はありません。

重いことについては、正直ちょっと気になりますが、重い分耐久性が高いと信じることによって自分を納得させています(他の登山用のマットより重いことはよいのですが、同じドッペルギャンガーのキャンピングマットよりも300グラムも重いのはちょっとなあとは思いますが。)。

いろいろと思うことはありますが、値段も値段ですし、特に致命的な問題点があるものでもありませんので、よかったとは思っています。

ただ、耐久性のことだけであれば、もう少し安くてよい商品があるのでは?と思っています。