バーベキューの始め方

バーベキューをしようということになることは人生の中でないことではありません。

そのため、バーベキューを始めるというのも比較的ハードルの低いことと思います。

しかし、バーベキューは行う人によって、その趣旨が大きく異なるものと言えるでしょう。

僕は、楽で楽しいバーベキューが好きです。

そのためには、比較的少ない手間で美味しい料理を食べることができるのがベストだと思います。

そこで、初めてのバーベキューを楽しく始めるために、必要なことを考えてみたいと思います。

道具類

初めてのバーベキューであれば、バーベキュー会場を借りて行うことになるでしょうから、テーブル、チェアー、バーベキューコンロは現場にあると思います。

食材もその場で用意してくれるところもありますが、バーベキューは買い出しから楽しかったりしますので、クーラーボックスは買っておきましょう。

クーラーボックスは高いものから安いものまでピンキリです。

当たり前のことですが、一般的には高いものの方が性能はいいです。

ただ、バーベキューに関していうと、最も性能の低いものでも十分と言えます。

バーベキューの場合、買い出しから、家に帰るまで氷が持てば良いわけですが、その時間は10時間もみれば十分だと思います。キャンプの場合、もっと長い時間をみなければいけなかったり、釣りの場合、あまり氷が溶けすぎると魚の鮮度に影響するなどの問題がありますが、バーベキューに限って言えば、ハードタイプであれば、一番安いものでも十分すぎると思います。

そのため、今後、キャンプや釣りをするかによって、何を購入するかを決めることになりますが、キャンプに限って言えば、氷を多めに持っていけば、一番安いものでもなんとか運用することができます。僕はスポーツデポでウレタンなど絶対に入っていないようなハードクーラーを購入しましたが、2Lペットボトルを凍らしたものを持っていくと、それ一つだけで、1泊くらいは余裕で持ちました。

もちろん、2Lペットボトルはそれだけで大きいので、もっと小さい氷で運用できたらなという気持ちはありますが、最初はこれで十分だと思います。

あとは、サイズの問題ですが、4人程度であれば、30L程度で一泊することはできます。

もちろんクーラーボックスはなかなか劣化しないので、最初にそこそこのものを購入してしまう方が最終的には安く上がります。ただ、どのようなメンバーでやるかなどによってクーラーボックスの大きさは変わりますので、最初にこれと思って購入したものを長く使い続けるというのは難しい面もあります。

 

クーラーボックス以外で必要なものは小物類となります。

必要なものをあげてみると

①皿

②コップ

③箸

④トング

⑤包丁

⑥まな板

⑦ヒバサミ

⑧軍手

⑨木炭

⑩ライター・着火剤

というところであとはなんとかなるでしょう。

今であれば、これらは全て100均で揃います。

特に、トングは、多目にあった方が良いので100均がオススメです。

調味料

調味料は、バーベキュー用に購入しても、使い切ることが困難ですので、家でも使う前提で購入することをオススメします。

調味料については、たくさんあればあるほどバーベキューは楽しくなりますが、持っていくのも面倒になります。

僕のオススメの調味料は

①塩(ミル挽き)

②胡椒(ミル挽き)

③クレイジーソルト

④オリーブオイル

⑤ニンニクチューブ

⑥アンチョビペースト

⑦バター

⑧オリーブオイル

⑨シナモンシュガー

(⑩焼肉のたれ)

です。

焼肉のたれは皆さん基本的に持っていかれると思いますが、焼肉のたれを使ってしまうと味が単調になってしまうように感じます。

そのため、たまには焼肉のたれを使う代わりに、塩胡椒やクレイジーソルトを使ってみると味にも変化がついて非常に美味しくなります。

僕の場合は、焼肉用肉のように薄い肉を焼くことがあまりありませんので、焼肉のたれを使うことがあまりありません。そのため、バーベキューで焼肉のたれを持っていくことはほとんどありません。

ただ、焼肉のたれは、焼きそばを作るときに使うと非常に美味しくなるなど、工夫すれば使い道も広いと言えます。

調味料は家でも使えるものなので、バーベキュー用に買うとなると高く感じますので、できる限り普段家で使っているものを持っていくようにしましょう。

また、塩胡椒についてはミル挽きが絶対にオススメです。塩胡椒だけで味付けするような料理の場合、全く別の料理のように味が変わります。少し高いと感じるかもしれませんが、本当に味が違いますので、是非ミル挽きの塩と胡椒を使ってみてください。

材料・メニュー

バーベキューのメニューの中で、初めてでも簡単にできる種類というと次のようになるでしょう。

①前菜

②野菜(焼き)

③魚介類(焼き)

④肉(焼き)

⑤ご飯物

⑥デザート

バーベキューの流れは、まず火起こしをし、その間に、①前菜を作るとともに、②野菜(焼き)の準備をします。

①前菜を食べながら、野菜の調理を始め、順に準備をしながら、食べるという流れになります。

前菜と聞くと、難しく感じるかもしれませんが、もっと簡単に考えていただければ結構です。

例えば、プチトマトと生ハムをちょっとおしゃれな爪楊枝で刺せば前菜の完成です。好みによっては、胡椒をちょっと挽いておけば、気分も高まります。

前菜は、本当にちょっとしたものですが、野菜が焼けるまでにはちょっと時間がかかりますので、ないとお腹が減って辛くなってくるので、是非作りましょう。

あとはどのように組み合わせるかですが、全くの好みの問題です。

肉の分量は、男性で300g程度、女性で200g程度と言われます。

また、ご飯ものを入れると、全体として費用が安くなります。

僕の経験では、肉1kg、ご飯2合、ハタハタ1パック、玉ねぎ1個、人参1個を男性2名、女性1名で食べたことがありましたが、かなり限界でしたので、これは少し多すぎるのでしょう。

ちなみに僕のオススメメニューは

①前菜(プチトマトと生ハム)

②焼き野菜(ピーマン丸焼き、しいたけ焼き、焼きとうもろこし、アスパラガスなど)

③魚の干物(ハタハタが安くて美味しい)

④焼肉用の肉

⑤ステーキ

⑥焼きそば

⑦焼きバナナ

⑧マシュマロ

というところです。

どれも簡単に作れますので、失敗はしないでしょう。

後片付け

バーベキュー場でグリルを借りて行う場合、後片付けはそのバーベキュー場の注意に従って行えば比較的簡単です。

ただ、注意すべき点としては、ゴミはちゃんとゴミ袋に入れて持ち帰るなり、捨てる場所に捨てるということでしょう。

たまに、バーベキュー場の炊事場で、食べ残しを中心とした生ゴミが流しに詰まっているということを見ることがあります。

折角バーベキューをするのであれば、誰からみても楽しく行いたいところですよね。

流しに溜まっているゴミを見ると、中心は米であるように思います。

どうやら、食べきれなかった米か、焦げ付いた米を流しに流しているように思います。

 

白米を炊く場合、どうしても、一人当たり0.5合を超えると辛くなるようですので、多くてもその程度を目安にしておきましょう。

また、焦げ付く原因は、炊飯中は蓋を開けないからです。飯盒炊爨の場合、音が聞こえなくなったら、火からあげるなどと言いますが、僕は耳が悪いのか、そもそも音が聞こえないので、その方法ではいつ火からあげれば良いのか全くわかりません。ですので、蓋を開けてみて、状態を確認するのが良いでしょう。まずくなるんじゃないかと思われるかもしれませんが、意外とそんなことはありません。是非お試しください。

是非皆様も、あまり流しを汚さないようにバーベキューをしましょう。

最後に

バーベキューは結局遊びの一つなので、楽しくやりましょう。

そして、バーベキューが面白いと思うのであれば、是非自分のグリルを購入して、塊肉を焼いてみましょう。

バーベキュー場でグリルを借りて、バーベキューをするというのも楽しいのですが、本当に美味しく肉を焼こうと思うと、自分でグリルを買うことをお勧めします。

そうすれば、さらに、バーベキューは楽しく、そして美味しくなることでしょう。