バーベキューを始めよう!

「バーベキューはみんな大好きですよね」といいたいところですが、私はもともとあまりバーベキューが好きではありませんでした。

そんな私が誰でもバーベキューが楽しく感じられるコツを説明してみたいと思います。

バーベキューが楽しくない理由

バーベキューが楽しくない主な理由は、

  • 主人公とそうでない人がいること
  • おいしくないこと

でしょう。

私は基本的にリア充方面の人間ではありませんので、バーベキューをすると、基本隅っこの方にいるタイプになります。

そのため、概ねバーベキューでは何かと怒られる側に回りますので、あまり楽しくありませんでした。

また、それでも食べさせてもらうものがおいしければと思うのですが、基本的には黒焦げ又は生の物を食べさせられるというパターンか、とりあえず高い肉をたくさん買われてお金をたくさん払わされるというパターンでした。

私にとっては、バーベキューは楽しくないものでした。

こういう風に考え始めると、「なんで暑いのに外で火を目の前にしてご飯を食べないといけないのだろう。」とか、「蚊がいるのに何で家の中に入らないのだろう。」とか思うようになるわけです。

炭火で焼くとおいしいといわれますが、そもそも焼き方がおいしくないので、おいしくありません。

バーベキューを楽しくする方法

私が体験したようなバーベキューは楽しいはずがないのです。

しかし、バーベキューを好きな人はたくさんいますので、本来バーベキューは楽しいはずなのです。

仲間外れを作らない

小学校の目標かと思われるような非常に基礎的な話ですよね。

これができれば苦労はないと思われるかもしれません。しかし、バーベキューにおいては比較的簡単に実現できると思います。

 

バーベキューといっても、通常は薄い肉を焼くことが多いと思いますが、これだと基本的に取り合いみたいな状況になってしまいます。

バーベキューをするのであれば、焼く係(ピットマスターのことです。)を決めてしまい、全てその人の指示に従う形で楽しむのが本来の形であると思います。

肉は塊肉で焼いてしまい、焼けた肉をピットマスターが切り分けて、皆に提供します。

私の経験では、仕切りたがりの人がこれを手伝えとかあれを手伝えというわけですが、その仕切りたがりの人が何をしてほしがっているのかいまいちよくわからず、だんだんと仕切りたがりの人が起こり始めるというパターンが多いといえます。

私は、バーベキューに置いては、おなかがすきすぎないように前菜を提供したうえで、肉はピットマスターが責任をもって焼いて提供するという方法をとれば、全体としてバーベキューの流れができますので、面倒くさい仕切りたがりが台頭することもなく、仲間外れもできません。

よく、網をだれが洗うかということも、面倒なやり取りの始まりになってしまいますが、ピットマスターが管理していれば、網を洗うために時間をかける必要はありません。

 

仲間はずれができないようなバーベキューをするということはすでに方法として確立されていますので、誰か一人でも勉強していれば、楽しくバーベキューを始めることができます。

わざわざ遊びをするために、勉強するのかと思うかもしれませんが、やってみると本当に面白いので、是非勉強してみましょう。

私は、バーベキュー検定を取りましたが、検定の勉強自体も大変面白いものでしたのでオススメです。

おいしく焼く!

おいしく焼くことは仲間外れを作らないバーベキューをすれば、正直二の次でもよいと思います。

おいしくなければそれはそれでよい思い出になります。

とはいえ、折角なので、おいしく焼こうと思うと、塊肉を買うのが一番だと思います。

塊肉は当然焼き方がありますので、買うとなるといろいろ勉強しますので、それなりに焼けます。

ただ、初めてバーベキューをするというのであれば、あまりハードルを上げても面白くないと思います。

そういう意味での私のオススメはステーキです。

初めてだと、火おこし自体が大変ですので、あまりいろいろ盛り込むよりも、切った野菜を焼いて、焼き肉用の肉を焼いて、焼きそばを作って食べるというようなオーソドックスなバーベキューの方が安心だと思います。

ただ、それだけだと味気ないので、ステーキを作ってみましょう。

ステーキは、ミートハンマー(なければ重いもの)でたたいて柔らかくし、筋の部分に包丁を入れます。

そうすると、焼いても反ったりしなくなります。

そのうえで、塩コショウを強い目に振ります。

そして、ここからがポイントなのですが、木炭をとても高いところ、中くらいのところ、木炭がないところに分けます(スリーゾーンファイヤー)。

そして、木炭がとても高いところで最初に両面しっかりと焼き目を付けます。

次に、弱火のところ(下に木炭がないところ)にステーキ肉を置き、上から蓋をします。蓋があるバーベキューグリルの場合は蓋をすればよいですし、ない場合は、アルミのトレーなどをひっくり返してかぶせておきます。

そのうえで、スモークチップがある場合はスモークチップをアルミホイルにくるみ、木炭の上に直接おいて、スモークします。

中の方までじっくりと火を通し(火の通り具合は肉芯温度計で確認した方が良いです。)、ちょうどよいくらいでさらに取り、包丁で切って、提供します。

ちょっと雑ですが、こんな感じです。

これが一つあると、すごくバーベキュー全体の雰囲気が良くなりますので、是非お試しください。

最後に

バーベキューはやり方さえ間違わなければ、とても楽しいものです。

それは、元々バーベキューがあまり好きではなかった私も感じているところですので、信用していただけるのではないかと思います。