プレーナメッシュタープ(キャプテンスタッグ)を使ってみた

私は基本的にはスクリーンタープ反対派なんですが、スクリーンタープの中でも手頃な値段のプレーナメッシュタープを使って見る機会に恵まれましたので、ご紹介したいと思います。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプ用品 テント タープ プレーナメッシュ タープ セット 虫よけM-3154

値段は手頃

私は買っていないので、あまり関係ないのですが、値段を見てみるとかなり手頃であることがわかります。

これであれば、ちょっとお試しにと思って買ってみてもいいかなと思える値段だと思います。

思ったほど設営は大変ではなかった

プレーナメッシュタープは私のイメージでは、ワンタッチで設営できるようなものかと直感的に思っていたのですが、よく見るとそうでないことは解ると思います。

設営方法は、レクタタープと同じとなります。ロゴス(LOGOS) neos LCドームFitレクタタープ 5036-AI 71805054

こんなイメージです。

レクタタープは6本のポールを使いますので、居住性が高いという特徴がありますが、設営するのが面倒というデメリットがあります。

今回私は大人2人で設営しましたので、さほど設営が面倒だと思うこともなく設営することができましたが、1人で設営することは無理だと思っておいたほうが良いと思います。

YOUTUBEなどを見ていると一人で設営することができると思われるかもしれませんが、それは違うと思っておいたほうが無難です。といいますのも、基本的には最初の1本を立ててその後反対側の1本のポールを立てる際、風が弱ければうまく立つのですが、風が強いとどうしても倒れてしまいます。

それを回避するためにいろいろ対処するのですが、やはりストレスになるので、2人以上で設営するのが無難です。

しかし、2人以上で設営するのであればそれほど面倒と思うこともなく設営が完了するというのは嬉しい誤算でした。

撤収の面倒さもいうほどではない

プレーナメッシュタープは基本的にはレクタタープと同じ構造ですので、撤収の面倒さもレクタタープと同じ程度と思っておけば良いと思います。

面倒といえば面倒ですが、晴れていればどうってことはないと行った感じです。

居住性はめちゃくちゃいい

レクタタープと同じ構造ですので、居住性はめちゃくちゃいいです。

私が使ったときは、中にバーベキューグリル(ウェーバーグリル)を置き、クーラーボックスなど一通り必要なものを置き、自立式ハンモックまでおいて(チェアは3人分あったので完全に無駄なものですw)大人3人でも十分広いと感じました。

私みたいに自立式ハンモックのような無駄なものを置かなければ6人でも十分使えるのではないかと思います。

更に嬉しい誤算なのですが、全面メッシュなので、基本的には保温性はほとんどないと思っていたのですが、中でバーベキューグリルをおいておくと外より若干暖かかったです。若干といいますが、時期的には4月で標高も高めでしたので、この差が意外と大きかったのを覚えています。

また、私はプレーナメッシュタープの中でマットを引いてシュラフで寝ましたが、囲われている感が若干あり寝心地も良かったです。

メッシュしかないというのは悪いとも言い切れない

私がプレーナメッシュタープを使ったときは、少し雨が降っていましたので、雨の吹込みはありました。

そんなときのためにフルクローズできるスクリーンタープもあります。

ただ、プレーナメッシュタープはそもそもかなり広いので、私の場合、雨が吹き込むところは使わなければ良かったです。

冬の寒さの問題もありますが、フルクローズしてしまうと一酸化炭素中毒が気になるので、フルメッシュしかないというのも決して欠点ではないと言えます。

全体としておすすめか?

値段も手頃ですし、この種の商品としての欠点らしい欠点もありません。

そのため、特にアブ対策として購入するのは悪くないと思います。

問題は、フルメッシュではあるのですが、若干の保温性を感じたので、夏はあつすぎる可能性があるということです。

これはプレーナメッシュタープに限った話ではないですし、そもそも暑い時期に暑いところでキャンプをしたらどんなタープを使っていても暑いわけですが、それでも更に熱くなるのではないかという懸念がありました。

あとはキャンプのスタイルとの相談です。

私としては、アブが多い地域に行くのであれば、プレーナメッシュタープを持っていき、その代わりテントは持っていかないということにより荷物を減らすとともに快適な空間の確保が可能になるのではないかと考えています。

そのようなキャンプスタイルは必ずしも多くないと思いますが、普通にスクリーンタープをお試しで使ってみたいという方も決して後悔するようなものではないと思います。

むしろ、変に高いものを買うよりは良いのではないかと思われるほどの高い居住性があります。

あと、ケチをつけるとしたら、付属のペグがプラペグだということでしょうか。設営する場所によっては全く葉が立ちませんので、ペグは別途用意したほうがいいかもしれません。

ただ、ペグについて言えば、アルミペグでも微妙なので、プラペグのほうが砂浜で機器や水分いいのかもしれないとも思います。

値段も考えると悪くない商品ですので、ご自身のキャンプスタイルに合うのであればぜひおすすめできる商品でしょう!