串焼きのススメー串焼きの難しさと楽しさ
バーベキューでイメージするのは串焼きではないでしょうか。
しかし、実際に串焼きをしている人はあまりいませんよね。
串焼きは面倒なイメージがあるかもしれませんが、串焼きをマスターすれば、バーベキューを楽に楽しむことができますし、なんといっても雰囲気が良いので是非始めてみましょう。
串の選び方
串焼きは、小さな竹串を使うと串自体がたくさんになってしまい、面倒くさくなってしまいます。
そのため、串は金串の方が良いと思います。
串はなんでも良いのですが、僕は、コールマンのステンレススキュアーが使いやすいと思います。
ただ、最近は100均にも似たような串はありますので、こちらでも問題ありません。
しょうもない話かもしれませんが、バーベキューは雰囲気も大切ですので、100均よりもコールマンの方がテンションが上がるという方はステンレススキュアーを使われると良いでしょう。
材料の選び方
串焼きは、串に刺さっているものを全て同じ時間焼くことになります。
そのため、串に刺すものは同じ時間で火が通るように焼かなければなりません。
したがって、原則としては、串に刺すものは同じ物にすることになります。
肉なら肉だけ、野菜なら同じ種類の野菜だけ、といった感じです。
ただ、同じ材料だけを焼くというのはテンションが上がらないと思われるかもしれません。
そのため、別の物を焼くとなると、同じ時間で火が通る組み合わせを見つける必要があります。
実際、仲間内で行うバーベキューの場合、うまく火が通らなかったら、串から外した上で、再度焼けば良いので、積極的に試してみても良いでしょう。
有名な組み合わせでいうと、牛肉とズッキーニなどがありますが、自分で見つけてみるというのも楽しいので、試してみましょう。
木炭の使い方
串焼きの場合、串の全体を同じ強さで火にかける必要があります。
そのため、木炭のレイアウトには注意が必要です。
一般に説明されるのはサークルファイヤ(木炭をバーベキューグリルの淵に丸く配置するレイアウト)ですが、小さい目のバーベキューグリルだとサークルファイヤーでうまく焼くことができません。
そこで、基本的にはツーゾーンファイヤー(木炭を片方に寄せて、中火部分と弱火部分に分ける)にしておくのが無難でしょう。
ツーゾーンファイヤーにしておくと、最初に強めに焼いて置き、弱火の部分に移して、スモークするとか、串ごとに火の通りにばらつきがある場合に調整することができます。
串焼きの食べ方
金串を使う場合、串は熱くなりますので、食べるときは串から全て食材を外し、さらに出した様態で食べ始めます。
日本式の焼肉のようなバーベキューをイメージすると、焼いたものをさらに出してから食べるというのはあまり良くない印象があるかもしれませんが、さらに火が通ることがなく、美味しい状態を保てますので、一度やってみると、この方が良いと感じると思います。
串焼きは、非常にテンションが上がりますし、シャッターチャンスも多数ありますので、是非お試しください。