初めてのタープ泊ってどうやってやるの?
タープ泊って最近よく聞きますが、どうやってやったらいいの?って思いませんか?
私も初めてタープ泊をするまでどうやってやればいいかわからなかったのですが、初めてやってみたところものすごく気持ちよかったので、初めてタープ泊をする際に気になることを中心にまとめてみました。
タープ泊をするときに気になること
雨のときはどうするの?
タープ泊で一番気になることは雨のことでしょう。
雨が気になるというのは2つの意味でして、一つは雨が直接当たるかということで、もう一つは雨水が流れてくるのではないかということです。
1つ目の雨に当たるのではないかという点に関しては、ちゃんとタープを張れば特に問題はありません。
問題は2つ目だと思います。
雨水が流れてくるのではないかという点については、考え方は色々ありますが、以下のような対応になると思います。
- コットで寝る
- ハンモックで寝る
- 雨の日はタープ泊をしない
- シュラフカバーで寝る
ちゃんとタープを張って、かつ、タープを張る位置を気をつければ雨が流れてこないのではないかと思われるかもしれませんが、意外とそんなに都合の良い場所はありませんので、雨水が流れてくるということについてはあまり甘く考えないほうが良いと思います。
そのため、コットやハンモックは良い対応方法と言えるでしょう。
このうちハンモックは非常に良いのですが、木がないと使えませんので、コットのほうが汎用性は高いと言えます。
また、シュラフカバーというのはシュラフの上からかぶるもので、防水のものです。
シュラフカバーを使いますと、雨水が流れてきてもシュラフが濡れることはありません。
とはいえ、シュラフカバーで対応しようと思うと、キャンプマットもシュラフカバーの中に入れておかないと、キャンプマットが雨でぐちゃぐちゃになってしまいます。
また、他の荷物についても浮かせておかないと濡れてしまったりします。
結局、コットやハンモックを使ったら雨を回避することはできますが、私としては、雨の日はテント泊をできるようにタープ泊予定でもテントを持っていったほうが良いと考えています。
虫はくるの?
虫が来るかというと虫は来るのですが、蚊など人に寄るような虫は夜には意外といないように感じます。
とはいえ、夏の水辺など虫が多い場所でタープ泊をするというのはかなりリスキーだと思います。
そのため、虫のことを考えると、夏以外の時期にするか、夏にするのであれば高原など虫のいない場所に行くか、蚊帳付きのハンモックを使うなどしたほうが良いでしょう
他方で、ムカデやヘビなど、這っている生き物がどうかというと私は出会ったことはありません。
普通のキャンプ場だとあまりこれらの生き物と出会うことはないのだろうと思いますが、こればっかりは運ですので、絶対避けたいのであれば、蚊帳を使うなどしたりしたほうが良いでしょう。
人の目は気になる?
タープ泊は人の目が気になると思う人もいるでしょう。
やってみると、意外とタープ泊は囲ったような感じにタープを張るので、他の人が直接見えるようなことはないことが多いでしょう。
ただ、それでも気になるのであれば無理にタープ泊をする必要はないでしょう。
とはいえ、タープ泊を初めてするときは人の目が気になる人がほとんどだと思いますので、ちょっとでも気になるのであれば、一度やってみると良いでしょう。
寒くないの?
タープ泊は寒いイメージがありますが、タープの張り方はかなりバリエーションがあります。私も初めてタープ泊をしたときは張り方をよくわかっていなかったのと、寒い時期で風も強かったのですごく寒かったのを覚えています。
しかし、張り方を工夫すれば、テントと同じくらいのあったかさを実現するのはさほど難しいことではありません。
タープ泊のメリット
なんでタープ泊をするの?って思われるかもしれませんが、タープ泊は一度やってみるとものすごいメリットがあります。
荷物を大幅に減らせる
タープ泊をするとテントが不要になります。
タープはそもそもテントを張るときにも張ることが多いので、テントを使わなければ大幅に荷物を減らすことができます。
私はタープ泊をするときでも、雨のため、テントは持っていきますが、テントを設営撤収する必要もなくなりますし、乾かす必要もなくなりますので、すごくキャンプが楽になります。
キャンプが楽になると、キャンプをするための心理的ハードルが下がりますので、すごいメリットだと思いませんか?
開放感がやばい
タープ泊は言うまでもなく開放感がやばいです。
夜は星空を眺めながら寝ることができ、朝は朝日を感じて目覚めることができます。
これは、なかなかテント泊では感じることはできません。
イスカの動画を見ていると、星空を見ながら寝るというのが非常に贅沢なことのように感じますが、実際、なかなか体験することができません。
タープ泊を一度体験してみると、なかなか変えられないものがあります。
タープ泊を始めてみようと思ったら
タープ泊をしてみようと思われましたでしょうか。
タープ泊はなかなか体験できないメリットがありますが、テント泊が中心であることからわかるように色々障害があるのも事実です。
ただ、タープ泊はやってみないとわからないメリットもあります。
タープ泊をしようとした場合、タープは一般的には3×3のスクエアタープを使うことが多いでしょう。
ただ、タープ泊にハマるかどうかは人それぞれですので、初めてタープ泊をするために、スクエアタープを買うのもちょっともったいない気がしますよね。
私は、初めてタープ泊をするのであれば、普段使われているタープを使ってタープ泊をしてみるのがおすすめです。
ただ、例えば、ヘキサタープのような普通のタープでタープ泊をすると、風を止めることができません。
そのため、普通のタープでタープ泊をするのであれば、6月とか10月といった過ごしやすい時期にすることがおすすめです。
初めてのタープ泊が風の強い寒い日だというのは、結構後悔しますので、とりあえず、時期は守っておいたほうが良いと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
タープ泊は、合う人と合わない人がいるというのが正直なところだと思います。
ただ、タープ泊はタープ泊でしか経験できないことですので、キャンプをしている人であれば、一度はやってみたほうがいいと思います。
時期を気をつければ、特に何も追加で買うことなくやってみることができるので、それで合うと思った方はスクエアタープやコットといった道具を揃えたら良いでしょう。