春にしかできないバーベキュー
春になりだんだんと温かくなってまいりました。
やっとバーベキューができる気温になりましたよね。
春の時期は、夜は寒いのでキャンプをしようと思うと少しハードルが高いですが、昼はちょうどよいくらいですので、バーベキューをするには非常に良い季節ですね。
そこで、春に楽しむバーベキューの方法をご紹介したいと思います。
春にしかできない山菜バーベキュー
春にバーベキューをするというのであれば、是非春にしかできないバーベキューをしたいですよね。
春しかできないバーベキューとしては、山菜を利用したバーベキューでしょう!
初心者でも簡単に取れるふきのとう
ふきのとうは本当に初心者でも簡単に取れます。
生えている場所は、比較的じめじめした山の斜面で、川の近くに良く生えている印象があります。
他の山菜に比べ色が目立ちますし、意外とアスファルトの道路わきに生えていることもありますので、簡単に取ることができます。
本気で探そうと考えている方は、前年中にふきが生えている場所を探しておくのですが、ふきのとうはあまり希少性がありません。普通、山菜が生えている場所は一子相伝でなかなか教えてくれないのですが、ふきのとうについては概ね誰に聞いても答えてくれますので、聞いてみましょう。
ふきのとうの調理方法としては、天ぷら、みそ汁などがありますが、アクはほかの山菜より少ないので、ある程度適当な調理方法でも食べることができる点でもお勧めです。
おいしいタラの芽
タラの芽は見つけるのは難しいですが、大変おいしく、調理法も普通に天ぷらにするだけと簡単です。
問題は見つけるのが難しいところですが、これは何とかするしかありませんので、山歩きをするか、誰かに教えてもらうしかないでしょう。
道端から見えるところで生えているケースも少ないので、なかなかハードルは高いです。
(正直、買った方が早いかもしれません。)
コシアブラ
コシアブラはタラの芽よりは味は落ちると思いますので、もう少し人から教えてもらいやすいでしょう。
ただ、自分で見つけるのはなかなか難しいと思いますので、何とかしなければなりません。
(コシアブラを買うならタラの芽を買うかなw)
その他の山菜
その他の山菜としては、ゼンマイ、コゴミなどがありますが、いずれも調理が少し難しくなりますので、バーベキュー向きではないかと思います。
探すのは単純に面白いですし、家で食べる分にはおいしいですが。
山菜は、キノコほどではないにしても、見分けるのが難しいものもあります。
危険性もありますので、最初は知っている人と一緒に行くのが良いでしょう。
ただ、そんな知り合いもいないという人であれば、ふきのとうを狙いましょう。
ふきのとうの場合、似ている危険な植物もありませんので、比較的安全性が高いでしょう。
春の魚バーベキュー
春はあまりこれといった海の魚はいませんが、渓流にはよい時期です。
渓流魚をバーベキューで本気で楽しもうと思うとなかなか難しいですが、適当に焼くだけでも結構おいしいものです。
経験がある方はわかるかもしれませんが、釣り堀で釣ったニジマスは家に持って帰って食べるとなかなかにまずいですが、その場で食べると結構おいしく感じます。
ニジマスでもこのような感じなので、ニジマス以外であれば、正直どのような調理法でもおいしくいただけます。こだわる場合は、慣れてからで十分でしょう。
ちなみにおいしく焼こうと思った場合、内臓を取ったうえで、塩を結構強めにふり、串打ちをして、強火の遠火で焼くのがセオリーです。
このうち、強火の遠火で焼くというのが現実にはなかなか難しいでしょう。
バーベキューコンロの形状にもよりますが、強火の遠火にしようと思うと、木炭を片方に寄せて、反対側で焼くことになると思いますが、この方法ではちょうどいい火加減で焼ける部分が少なくなってしまうため、現実的には薄い目に木炭を引いて串打ちした魚を並べることになりますが、あまり強火ではないので、単なる弱火になってしまい、なかなか難しいのが現実です。
やはり専用の道具を使う方が良いと思いますが、ない場合は何らか工夫することになるでしょう。
まとめ
春は、山菜、渓流魚が大変おいしい季節ですので、これらを中心に考えると、バーベキューの幅は広がります。
まだ寒い時期ですので、天候によっては鍋物もいいですよね。
例えば、山菜の天ぷらと山菜を入れた味噌汁とかであれば、カセットコンロだけでできます。
折角のバーベキューですので、お肉を焼くのもよいのですが、併せて是非、春の山菜や渓流魚を楽しんではいかがでしょうか。