簡単おいしい豚バラ串
串焼きは憧れるバーベキュー料理の一つですよね。
串焼きの中で典型的なのは、焼き鳥ですが、折角のバーベキューなので、もう一捻りしたものを作ってみたいと思いませんか?
そこで、どこでも手に入れられる安い材料を使用して誰でも簡単に焼くことができる豚バラ串をご紹介します。
豚串の材料
材料は、豚バラブロックと金串です。
豚串は、薄切り肉などでも、作ることはできますが、やはり塊肉の方がテンションが上がりますし、美味しいです。
豚バラ肉の場合、塊肉でも比較的安価ですので、オススメです。
切り方・刺し方
豚バラ肉は、四角く切っていきます。
ポイントは同じくらいの大きさに切ることです。
塊肉に均一に火を通すことはバーベキューの場合、簡単にできますので、どの程度の大きさにするかは好みで良いでしょう。
僕の場合、先に切ってから焼く場合、後から切るのが面倒なので、一口大に切っています。
四角く切った豚バラはを順番に金串に刺していきます。
豚バラ肉は脂肪の部分が一番固いのでその部分を突き通すようにすれば、安定します。
また、持ち手が熱くならないよう、あまり持ち手に近いところまではささない方が良いでしょう。
下味
下味は塩胡椒だけで、十分すぎるくらい美味しいです。
ポイントとしては、塩胡椒はミルからその場で引いた方が圧倒的に美味しいです。
バーベキューは手の込んだ料理をするのも楽しいですが、今回のようにあまり手をかけない料理で素材の味を引き出す料理も多くあります。
このような料理の場合、塩や胡椒といった材料が美味しくなるだけで、料理全体の味が非常に美味しくなりますので、是非ミルから引いてみていただければと思います。
焼き方
豚バラ串は、比較的小さな肉になりますので、あまり難しく考えなくてもうまく焼くことができます。
まずは、基本通り、木炭の配置から考えるわけですが、本来的には、ウェーバーを使うのであれば、周りに木炭をドーナッツ状に配置するサークルファイヤーが適切なのだと思います。
ただ、このような木炭のレイアウトをして焼こうと思うと、ウェーバーの中でも網よりも縁が少し高いタイプのものを利用する必要がありますので、ウェーバーの中でもスモーキージョーだとやりにくいと言えます。
基本的に豚バラ串の場合、そこまで神経質になる必要はありません。
押さえておかなければならないポイントは、串に刺さった材料にそれぞれ均一に火が当たることです。
これができるのであれば、どのような木炭のレイアウトでもうまく焼くことができるでしょう。
火の強さとしては、僕は強火から中火程度で焼いています。比較的小さい肉となりますので、少し強めの火を入れることで外側がカリッとして美味しくなるので、ちょっと強めに焼くと良いでしょう。
そして、ウェーバーグリルを持っている方は是非やっていただきたいところですが、燻煙をかけてください。
僕の場合、このような小さな肉の場合、あまり慎重になる必要がないので、市販の桜チップを炭の上に一握り程度ばらまいて、すぐにカバーをしています。
空気孔の開け具合ですが、上下ともに半分程度にすることが多いですが、火が弱くなりすぎる場合はもう少し開けることもあります。
このようにしてしばらく待つとした側がカリッとしてきますので、そうしたら、一回ひっくり返しましょう。
ひっくり返す際は、カバーを開けることになりますので、もう一度、桜チップを炭の上に一握り程度ばらまいてカバーをします。
それで、反対側もカリッとしてきたら、食べごろですので火からあげましょう。
火の通り加減については、こんな感じですが、豚肉は生だと危ないので、最後に豚肉内部の温度を肉芯温度計で図ることをオススメします。
豚肉内部の温度は63度以上で3分以上置くことが推奨されているようです。
バーベキューに来て、お腹を壊すのは悲しいことですので、ここはしっかりとしておきましょう。
食べ方
金串で焼いた食材は、食べる前に全て皿の上に串から抜いておき、それでみんなで食べるのが、バーベキューですと紹介されることがあります。
食べ方はそれぞれで良いと思うのですが、金串は熱いので、抜いておいた方が無難かな?と思います。
燻製の匂いをつけたバーベキューをしたいと思った場合、最も簡単にできるのがこのレシピではないかと思います。
特に、豚バラ肉の場合、脂も十分にありますので、燻製の匂いは非常に簡単につきます。
ベーコンのように味わい深くなりますので、是非お試しください。