Aqua Quest(アクアクエスト)Guide(ガイド)タープ3×3mは正直おすすめ!
悩みに悩んで、Aqua Quest(アクアクエスト)Guide(ガイド)タープ3×3mを購入して何度か使ってみたところ、非常に満足いたしました。
私の実感では、これはかなり多くの方に受け入れられるのではないかと思ったのでご紹介させていただきます。
アクアクエストタープの位置付け
アクアクエストタープを購入しようという方は、前段階はよくわかっていらっしゃると思いますが、まず、前提をご説明いたします。
タープには、スクリーンタープという周りが囲まれたタープとそうではないタープがあります。
そして、私はスクリーンタープ反対派でしたが、最近は意見も変わってきました。とはいえ、スクリーンタープを求める層とそうでないタープを求める層は全く異なると思うので、とりあえず、スクリーンタープについては除外します。
そうすると、タープには、四角いタイプと六角形のタイプ(ヘキサタープ)とそれ以外のタイプ(五角形など)があり、それぞれにポールがセットでついているものとそうでないものとがあります。
この内、アクアクエストタープは四角いタイプのものでポールがセットではなく、更にペグやロープもセットになっていないというものです。
通常タープというものは、ヘキサタープの場合、角にロープを通す穴があるだけでそれ以外に穴は空いておらず、四角いタープの場合、角の他に各辺の真ん中あたりに穴が空いているだけでそれ以外の穴は空いていません。
しかし、アクアクエストタープの場合、その他にもたくさんのループがついており(穴が空いているのではなく、紐がついています。)、それにより、様々な貼り方が可能になるという特徴があります。
そして、このタイプのタープの競合としては、DDタープがあります。
なぜアクアクエストタープを選んだか?
私はアクアクエストタープを購入する前にはかなり悩んでおりますので、いろいろな理由があります。
まず前提として、私が持っていたタープはサウスフィールドのヘキサタープだったのですが、当然これに不満を持つようになったため、アクアクエストタープを買おうと思ったわけです。
なぜヘキサタープが嫌になったか?
ヘキサタープは私はかなり満足して使っておりましたし、通常の仕様ではそこまで不満を感じるようなものではないと思います。
しかし、強いてあげるのであれば、思ったより狭いということが挙げられると思います。
ヘキサタープは貼りやすく強度も保ちやすいのですが、左右が下がった状態で設営されますので、思ったより狭いです。思ったよりというのは、生地が大きいなと感じると思うのですが、それにしては狭いなという感じです。
また、決まった方法でしか設営できないというのもあります。
私はオートキャンパーですので、決まった方法でしか設営できないことに特にお問題はないと思っていたのですが、友人と一緒にキャンプしていた際に、車を使って設営したほうが楽なのでは?と思って実践してみたことがあるのです。
しかし、結果は、ポール1個を節約するという程度のことは可能ですが、ポール無しで設営しようと思うと、ロープを結ぶところが少なすぎ、思ったように設営することはかなり面倒でした。その日は雨が降っておりましたので、ポールを使いたくなかったということもあったのですが、なかなかうまく行かないなと言う印象でした。
あとは、もともとのヘキサタープが安いものであったことによるものですが、重かったというのもあります(これは高級目なヘキサタープを買えばよいのかもしれませんが・・・)。
このような経緯で、私は、もっと広く使え、いろいろな方法で設営でき、軽いタープを探そうと思ったわけです。
なぜアクアクエストタープなのか?
ヘキサタープが狭く感じるのは間違いなく六角形だからだと思います。したがって、私が次に買うタープは必然的に四角いものということになります。
次に、いろいろな方法で設営するためには、結局ループが多い必要がありますので、この時点で、アクアクエストタープとDDタープしか選択肢に残りません。
あとは、どれが軽いかということですが、この中では、アクアクエストタープの中のGuide(ガイド)が軽いので、アクアクエストのガイドタープを購入しました。
アクアクエストタープの分類
アクアクエストタープには、生地の厚さが3種類と大きさが数種類あります。
生地の厚さは分厚いものから
- Defender(ディフェンダー)
- Safari(サファリ)
- Guide(ガイド)
があります。
生地の大きさは、これで全てかはわかりませんが、私が悩んだ中では、
- 2×3m
- 3×3m
- 3×4m
があります。
なお、DDタープには4×4mがあります。
ネット上にはいろいろな情報が溢れていますが、私がこの中のGuide(ガイド)の3×3mを購入したのには、かなり自身がありました。
まず生地の厚さですが、基本的にはさん種類あるのであれば、特殊な使い方をしない限り、一番薄いものを狙うべきだと思っています。アクアクエストタープやDDタープはその張り方によっては、タープの一部を地面に敷いて、その上で寝るということがあります。このような使い方をしようと考えているのであれば、分厚い目のモデルを購入したほうが良いと思いますが、普通の使い方をするのであれば、薄いことによる問題点は敗れるのではないかという一点に絞られます。
しかしながら、ネット上ではあまり破れたというようなレビューはありませんし、今の時代そのようなヘマはしないだろうと考え、私は一番薄いGuideを購入しました。
そして、大きさですが、キャンプを何度もされている方はご存知と思いますが、基本的にはアシンメトリーのものを扱うのが一番面倒です。
どちらが長い方かを判別したりするのがひと手間になったりしますので、特別になにか必要性がない限りは、シンメトリーのもの(言葉が正確ではないかもしれませんが、どこから見ても同じ形のものという意味で使っているつもりです。)を選ぶべきです。もちろん、3×4mじゃないと張れないような特殊な張り方もありますのでそのような遊び方をしようという場合は別です。しかし私はそうではないので、選ぶべきは、アクアクエストの3×3mかDDタープの4×4mとなります。
ここはかなり悩みましたが、私は夫婦2人でキャンプをし、増えるとしても他の家族が増えるという感じですので、2人を前提にしようと考え、更に四角くなるとかなり広くなるはずだと考え、3×3mにしました。
買ってみてどうだったか?
生地の厚さは非常に満足
まず、生地の厚さについては非常に満足でした。片手で持っても軽いと思いましたし、生地は触ってみると解ると思いますが、かなりしっかりしています。
ちなみに私は、アクアクエストタープの下で、思いっきり焚き火をして(知り合いにされてしまっただけなのですが・・・)、火の粉がバンバンアクアクエストタープに向かっていったこともありましたが、運が良かっただけかもしれませんが、アクアクエストタープには傷一つありませんでした。全くおすすめはしませんし、そのようなことを次にして、傷がつかない保証もありませんが、意外と強いなと思った記憶があります。
大きさも私にとってはベストだった
また、大きさについてですが、これは設営の方法がかなり自由であることや四角い形状であることに起因して、かなり広く感じます。
子供の頃に四角いタープを使っていたこともありますので、やっぱりという印象でしたが、やっぱり3×3mにしてはかなり広いです。
夫婦2人で使うのであれば、雨が降っても全く問題ない広さです。
また、3×3mだと、撤収が非常に楽です。一辺が両手を広げた長さの1.5倍程度にとどまることに加え、正方形なので、非常に早く撤収することができます。私は、ヘキサタープを利用すると、二人で撤収する際に口頭でどこをどうたたむかを説明するのが困難で、いつも一人でたたむことになるため、これは非常に嬉しいことでした。
設営の多様性はやはり良かった
私はソロキャンプをすることもあるのですが、寒い時期だと虫もいないのでタープ泊をしたいという気持ちがありました。
アクアクエストタープを利用して、タープ泊をしてみたのですが、設営はかなり簡単で、撤収も簡単、更に、仮に少し湿った状態で撤収しても、家で干すのが簡単という想像以上のメリットを感じました。
この中で家で干すのが簡単というのは非常に大きなことで、私は自転車旅のテストとして、タープ泊をしてみていたのですが、朝早く撤収するとどうしてもタープが湿った状態で撤収することを余儀なくされます。しかしながら、アクアクエストタープのように小さい目のタープだと家で簡単に干せるので、あまり気にすることなく撤収できます。
アクアクエストタープを購入して後悔した点は?
アクアクエストタープを購入して後悔した点は特にありませんが、注意しておいたほうが良い点はいろいろあります。
初めてタープを購入するなら避けたほうが無難
私はアクアクエストタープを設営するのが簡単と言っておりますが、これは基本的なロープワークができることが前提になります。
ヘキサタープは、確かに自由に設営することはできないのですが、逆に言うと、教科書通り設営すれば良いので、失敗が少ないと言えます。
アクアクエストタープは、キャンプに行くときに「今日はどういう風に張ろうかな」と楽しみながら行けるようになるとよいのですが、初めてタープを購入されるのであれば「タープの張り方をちゃんと勉強してこなかった..」と悩みの原因になってしまっては、キャンプを楽しめなくなってしまいます。
私はやはり最初にタープを購入するのであれば、まずヘキサタープで張り方の勉強をした上で、他のタープに移行したほうが良いのではないかと思っています。
見た目の高級感はあまりない
アクアクエストタープはリーズナブルと言うような言い方をされることがありますが、私は決して安くないと思います。
Guideタープは特に高いのですが、そうでなくても、アクアクエストタープを購入するのであれば、最低限パラコードとペグは購入する必要があります。
更に、ポールを使いたいと思うのであれば、ポールを購入する必要があります。
これを全部合わせるのであればそこそこの値段になりますので、他のタープのほうが高級感があると思います。
アクアクエストタープの他には何を買っておけばいいの?
アクアクエストタープには、前述の通り、ペグやロープはついてきません。
そこで、これらを買う必要がありますが、私は、これを購入しました。
パラコードを購入される方は、おそらく2mmか4mmかを悩まれると思いますが、一般的に推奨されているのは4mmですし、4mmでも触ってみると、よくあるタープに付属しているロープより一回り細く感じますので、4mmで太いなとは思わないと思います。そして、4mmだと十分な強度があると思いますので、私は、とりあえず安いものを購入しましたが、そこまで不満はありません。ただ、火で炙っても中芯と表面の皮(?)がくっつきにくく、端っこは中芯が飛び出たような感じになってしまい見た目が悪いというのはありますが、果たして高いパラコードだとそうならないのか?単に私の扱いが悪いだけなのかはよくわかりませんし、実用上特に問題もありません。
他方で、エリッゼステークについてはめちゃくちゃおすすめですので、別のページを作っておきました。
あとはポールぐらいかと思いますが、基本的には私はポールは使わないときのほうが多いです。
といいますのも、アクアクエストタープを張るため、私は30mのパラコードを
- 10m 1本
- 2m 4本
- 3m 4本
に切り分け、10mにはプルージックでくっつけた輪っかを4つつけています(結び方についてはまた別に紹介しようと思います。)。
こうすると、車を使ったり気を使ったりしてソロでやるときは、基本的にはポール無しでなんとかなります。
そのため、ポールを使うのは、キャンプ場で行うファミリーキャンプのときだけとなりますが、そのときは荷物が比較的多くても問題ないので、ヘキサタープのあまりのポールを持っていきます。
ほとんどの方はそれで十分かと思うのですが、それだけだと、ポールの高さを調整できないとかいろいろな問題があると思います。わたし的にはそれは我慢したほうが良い問題だと考えていますが、これを解決しようとするのであれば、そこらへんに落ちている木の枝を使うか、ポールを買うしかありません。
わたし的には、そこらへんに落ちている木の枝を使うのは、現実問題として結構ハードルが高いのではないかと考えています。といいますのも、ちょうどいい長さの枝で、しかも湿ってグズグズになっておらずちゃんとした強度があるものはなかなか見つからないことが多いからです。
そうすると、ポールを購入することになりますが、私的には、伸縮式のポールが良いと思いますので、
ここらへんかなとおもいますが、ちょっと高いからという理由で
これもありかなと思います。
正直タープポールは曲がる可能性をどれくらい考えたほうが良いのか?というあたりがあまりよくわからないですし、重さには差異はあるものの、どれも結局そこそこ重いことから、とりあえず安いのを買っておいたらいいんじゃないかと思っています。
結局AquaQuest(アクアクエスト)Guide(ガイド)タープ3×3mはいろいろな意味でおすすめ!
いろいろ書いてきましたが、AquaQuest(アクアクエスト)Guide(ガイド)タープ3×3mは、サイズ、軽さ、設営の自由さ、設営の簡単さなどいろいろな意味において非常におすすめです。
設営の簡単さについてはまた別途ページを作りたいと考えていますが、サイズ感や軽さ、設営の自由さについてはこれ以上の選択肢はないのではないかと思っています。
アクアクエストタープを購入される方の中には設営の自由さと言われても、「自分はステルス張りとか面倒そうだしするつもりはないよ」という方もいらっしゃるかもしれません。
私は、ステルス張りはしたことはありませんし、おそらく今後もしないと思います。
それでもアクアクエストタープが良いのは、例えば、ループがたくさんあるためルーフレールが短い車のルーフレールの端と端にタープのループがあることやタープにロープが付属していないためパラコードを購入し、一つ長いパラコードを用意することにより飛躍的に設営が簡単になること、それによりポールの代わりに車や木を使うことができ、それによって余ったポールでタープの他の部分を持ち上げることができること、風が強い日に風上側に位置する部分を地面に密着させて風が入らないようにするときにはループが多いため、思い通り設営することができることなど、本当に少しの工夫で居住性が飛躍的に高まるうえ、手間がそこまでかからないことにあると思います。
私は、アクアクエストタープが万人に受け入れられるわけではないにせよかなり多くの人に受け入れられるような特徴を持っており、非常におすすめだと思っています。